「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介
組織概要
1977年、リコーは業界ではじめて「OA(オフィスオートメーション」という概念を世に打ち出しました。
「人々が日常の中で行っている手作業を機器の力で効率化し、より多くの時間を、人間にしかできないクリエイティブな活動に割くことのできる環境を創りたい」
リコーバリューの中の1つ、「知識創造を簡単に」へも通じるこの考え方は、現在に至るまでリコーの事業の根底に息づいています。トップクラスのシェアを誇るデジタル複写機、カラーレーザープリンターをはじめ、ソフトウェア、化成品など幅広い分野でワールドワイドにビジネスを展開しています。今日の強固な経営基盤は画像処理技術とコンピューター、通信技術を融合させ、画期的なイメージ・プロセシング・システムを創造してきた研究開発の成果といえます。近年は中核事業であるOA機器の製造販売ならびにオフィスソリューション事業に加え、プロジェクターやテレビ会議システムなどの新規事業も積極的に展開しています。
これまで事業領域としてきた世界中の「オフィス」から、さらに踏み込んだ、お客様の「ライフスタイル」への価値を提供し、より豊かなもの変革していける企業へ進化を遂げていくことを目指しています。
理工系分野・部門の紹介
創業以来、想像力の結集で世界に変革をもたらしてきたリコー。これからも、お客様の一歩先を見据え、未来起点で新しい価値を創造していきます。
リコーでは、部門間の連携、社外とのコラボレーションを行いながらイノベーティブな技術開発や、製品・サービスの提供を行っています。研究部門では地球環境保護やお客様の新しいワークスタイル創造を目指し、環境、プリンティング、オフィスソリューション、デバイスの4つの領域において研究開発を進めています。また、それらに加え、リコーの製品や事業を支える共通基盤技術の研究開発にも力を入れています。
設計開発部門では、お客様のニーズを的確に捉えた高品質な商品・サービスを、タイムリーに提供することを目指し、「作らずに創る」というコンセプトにより研究部門で開発された基盤技術の活用やシミュレーションを徹底活用した独自のモノづくりプロセスを確立しています。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
リコーでは、多様な人材が活躍できる環境づくり「ダイバーシティ推進」と、社員一人一人が仕事と生活の双方を充実させることで生産性の高い働き方を実現する「ワークライフ・マネジメント」に、早くから取組んでいます。
特に、女性が結婚、出産した後も、単に働き続けることが出来るというだけではなく、活躍できるステージを更に広げていけるような取り組みを積極的に行っています。これらは社外からも注目を集め、「ダイバーシティ経営企業100選」(経産省、2013年)、「次世代育成支援特例認定(プラチナくるみん)」(東京労働局、2015年)、「えるぼし企業認定(3段階目)」(厚労省、2016年)など、高い評価を数多く受けています。
そのような環境の中で、女性の技術者、研究者は、人数は男性と比較するとまだ多くはありませんが、活躍の場はどんどん広がっており、若手の女性技術者や研修者が社外で表彰されるなど、リコーの新しい技術開発や商品づくり、サービスの展開に大きな役割を担っています。
是非、皆さんもこれからの日本を支えるモノづくりの世界に興味を持って、日本だけでなく世界をもリードする技術者、リーダーを目指していただけることを期待しています