「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 甲南大学
- 神戸市東灘区岡本8丁目9-1
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甲南大学 理工学部
組織概要
理工学部は、甲南大学が1951年に新制大学として開学した時に開設された文理学部に基礎をおき、物理学科、生物学科、機能分子化学科の3学科から構成される学部として現在に至っています。専任教員は34名、学生は学部787名(物理学科244名、生物学科226名、機能分子化学科317名)、大学院前期課程67名(物理学専攻20名、生物学専攻19名、化学専攻28名)、大学院後期課程9名(物理学専攻4名、生命・機能科学専攻5名)が在籍しています(2012年7月2 日現在)。
理工系分野・部門の紹介
甲南大学理工学部は、平生釟三郎の教育理念のもと、人格の修養と健康の増進に向けた教養教育を施し、専門教育では、初代学長である荒勝文策の「自然科学の学問的土台を強固にし、純粋理学と応用科学を融合させて、時代の変化や科学・技術の新たな展開に対応して創造性を発揮できる人材を育成する」という理念に沿って、いずれの学科においても、専門性を生かして広く社会に貢献できる有能な人材の育成をめざします。
物理学科では、1年次から発表スタイルを取り入れた各種の基礎実験を実施する。2年次後期からは、光学的研究、レーザーに関する基礎研究、素粒子の検出実験などを行う物理学実験を学ぶ。また、3年次から自然科学コースと物理工学コースに分かれ、いずれかの研究室に所属する。
生物学科は、生命現象に遺伝子レベルからアプローチしていく。さまざまな生物材料に触れながら、バイオテクノロジーを含めた生物学研究に必要な実験技術を身につける。3・4年次の実験や研究に向けて、1年次から基礎および最先端の専門分野を学ぶ。
機能分子化学科では、工学的応用を想定した理学、および理学的展開を想定した工学という視点から、さまざまな機能を有する物質の「分子レベルでの化学」の研究を行う。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
甲南大学理工学部は次のような特徴を具え、教育目標を掲げています。
- 純粋理学と応用科学という区分にとらわれないで、それらが融合した教育・研究を推進する。
- 研究者や専門技術者を志向する人材の育成を重視する。
- 大学院までの教育と研究を視野に入れて、教育と研究活動の一体性の中で高度な専門知識を養わせる。
- 自立的な問題把握能力、思考能力及び問題解決能力を養わせる。
- 日本技術者認定機構が認定する技術者教育プログラムを用意して、国際的な専門・技術者資格(又は資格エンジニア)を得る可能性を開くカリキュラムを編成していく。
- 社会の国際化と情報化に対応できる素養を修めさせる。
本学部で身に付けられる科学の幅広いバックグラウンドや問題把握能力、思考能力及び問題解決能力をもとに、女性ならではの感性や創造性を活かして科学技術分野で活躍しませんか。