「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介
- 新菱冷熱工業株式会社
- SHINRYO CORPORATION
- 〒160-8510
東京都新宿区四谷1-6-1 コモレ四谷・四谷タワー5階 -
新菱冷熱工業株式会社
組織概要
建物には様々な設備があります。あなたがいる部屋が明るいのは電気設備があるからですし、蛇口から水が出てくるのは衛生設備によるものです。そして外が暑いときに涼しく、寒いときに暖かい環境を維持できるのは、空調設備があるからです。新菱冷熱工業の仕事は、このような建物に不可欠な設備を設計・施工すること、それによって快適な空間を提供していくことです。
新菱冷熱工業は、社員数2,000名を超えますが、そのうち8割強の社員が理工系の専攻を卒業し、活躍している会社です。みなさんが日々利用している学校や商業施設など、様々な環境で必要不可欠な空調、電気、給排水衛生、コージェネレーション等設備エンジニアリングを行っています。また日本だけでなく海外においても、空港や地下鉄など、発展途上国のインフラに携わり、経済発展に寄与しています。
【施工実績】
国内:東京スカイツリー(R)地区地域冷暖房、パレスホテル東京・パレスビル、横浜ランドマークタワー等
海外:マレーシアクアラルンプール空港、シンガポールチャンギ国際空港、タイ協和バイオテクノロジーズ等
新菱冷熱工業は「さわやかな世界をつくる」を経営ビジョンに、より快適な労働環境、心地よい生活環境、様々な生物の飼育環境、信頼性の高い生産環境をめざして、最先端技術の研究に取り組み、高度な施工技術で国内外から高い信頼をいただいています。また省エネルギーと温室効果ガスの削減に向けた活動も積極的に行っています。これからも快適で地球に優しい空間創造に取り組み、世界中に「さわやか」を届けていきます。
理工系分野・部門の紹介
設備業は建物を人の体に例えると「内臓・血管・脳・神経」にあたる部分を作る仕事です。建物が完成すると設備は天井の裏や機械室に収まり、見えなくなりますが、設備がなければ建物はただの「ハコ」になってしまいます。この「ハコ」を人々が活動するための「環境」にするのは設備である、といっても過言ではありません。また私たちの仕事は建物が完成しても続きます。設備は建物の中で常に稼動しているため、その省エネルギー化に取り組むことも重要な仕事です。環境に直接アプローチできることも設備業の特徴であり、魅力とも言えます。
規模の大きいものに関わりたい、社会インフラを影から支えたい、地球環境にやさしい空間を創造していきたい、モノづくりをしたい、このような分野に興味のある方には非常にやりがいのある仕事だと思います。
当社の代表的な3つの仕事について、具体的にご紹介します。
1.施工管理:設計図をもとに施工図を作成し、建設現場における労務・品質・工程・予算・安全の管理を行います。また施工に必要な資材・機材の手配も行います。
2.設 計:空間の用途や規模、特性、顧客の要望を踏まえ、最適な空調設備を設計していきます。また顧客に対する技術的プレゼン等も実施します。
3.研究開発:新しい空調システムや省エネルギー技術・地球温暖化対策技術に至る、幅広い分野での研究開発を行います。
設備の設計・施工には様々な専門知識が必要となりますが、建築系や機械系の学部を出なければならないというわけではありません。新菱冷熱工業では建築系、環境系、機械系、化学系、電気電子系、情報系、生物系、農学系等、専攻を問わず様々な理工系分野出身の社員が活躍しています。それは、入社後1年間行う研修を通して、活躍するため基礎知識を習得できるからです。新菱冷熱工業の社員は設備工事の、また社会人としての基礎知識を身につけた上で、2年目以降のキャリアを積んでいくのです。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
新菱冷熱工業は女性がより活躍できる企業を目指し、制度の拡充および社内風土の醸成を図っています。2015年10月に、5年以内に女性総合職を現状の2倍以上、(80名程度)、10年以内に現状の4倍以上(160名程度)という目標を掲げ、様々な取組みを行っています。
配偶者の転勤先に合わせて、当社の該当事業所への転勤を認める制度(配偶者帯同転勤制度)や、育児や介護、配偶者の転勤により退職した社員に対し復職を認める制度(カムバック制度)を整備。生活事情・家庭事情に合わせた柔軟な働き方を可能にする制度設計を進めています。
現場で使用する当社の作業着・ヘルメット・安全帯は女性用を導入し、市販品である安全靴や保護メガネ等も女性用サイズを集め、社内購買サイトで展開しています。
また、仕事と生活の調和(ワークライフバランス)がとれた魅力ある職場の実現を目指し、働き方改革を実施しています。その一環として2016年4月よりノー残業デーを実施し、社員一人ひとりが自らの労働時間を適切にマネジメントするよう努めると同時に、社員のプライベートも充実できるよう会社をあげて取り組んでいます。 さらに2017年3月からは「働き方さわやかProject」をスタートさせました。このプロジェクトでは、技術 (現場) 、設計、営業、総務から総勢100名を超える社員によるモデルチームが働き方を見直し、業務を効率化し、生産性を向上させるアイディアを自分たちで検討し、試行しています。効果のあった見直しアイディアについては、広報部とCSR推進室が社内展開することで、社員自らが考えて行動する、全社的な改革につなげていく予定です。
建設業、設備業は男性の多い業界、というイメージは強いかもしれません。しかし当社で活躍している技術系女性社員は大勢います。そして、女性の活躍を応援する制度を整え、安心して働ける場を用意しています。理工系に興味のある女性の皆さんには、安心して足を踏み入れていただきたいと思います。