「リコチャレ応援団体」
「理工系女子応援ネットワーク」の紹介

- 一般社団法人 日本生物物理学会
- The Biophysical Society of Japan
- 〒602-8048
- 京都府京都市上京区下立売通小川東入
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一般社団法人 日本生物物理学会
組織概要
日本生物理学会は、生命現象の解明こそが自然科学の究極目的の一つと考え、生命現象の解明は、物理学的な科学の方法一般と生物学的な科学との融合によりもたらされると考える研究者の会です。生命体を構成する分子の構造と動態の精密な測定、コンピュータシミュレーションによる動態の再構成と観測、そしてこれらを支える原理を明らかにする研究が、活発に行われています。大学の教員と学生、研究機関と企業の研究所に所属する研究者が主な構成員です。大学では、生物物理学的研究活動は、理学部や工学部のおもに生物系、物理系、化学系の学科で行われています。会員数は2831人(2020年10月末日現在)です。年に1回開催される研究大会には1000件を越える研究発表がなされている、活発で今でも成長を続けている学会です。
理工系分野・部門の紹介
本学会で取り扱っている研究テーマの一部は以下の通りです。「タンパク質の構造と機能」「核酸・脂物質の構造と機能・物性」「電子状態」「水・水和・電解質」「生体運動」「光生物」「生体膜・人工膜」「発生・分化」「脳・神経等のあらゆる生体機能」「非平衡・生体リズム」「放射線生物」「進化・生命の起源」 「生体計測・バイオイメージング」「数理生物」など。本学会に所属する会員はこれらの先端的な分野を複数にまたがって、研究を展開しているのが普通です。科学の最先端で、様々な分野が融合している領域を理解できる本学会の人材は、社会の第一線で活躍しています。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
生き物の不思議を明らかにするのは、素朴に楽しいことです。現在の最先端の科学と技術は、生き物に対する素朴な疑問に答えてくれるところまで、発展してきました。高校の時に、物理を勉強していなくても、生物を勉強していなくても、疑問をもつ好奇心と、その答えを求める粘り強い探求心があれば、生物物理学を始めることができます。関心がある方はぜひ本学会のホームページの「生物物理学について」をたずねてみてください。