G7男⼥共同参画担当⼤⾂会合は、G7サミットに合わせて開催される関係閣僚会合の⼀つで、2017年イタリア・タオルミーナのG7サミットにおいて初めて開催されました。G7(日本、アメリカ、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、フランス)及びEUの男女共同参画担当大臣が一堂に会し、国際社会が直面する様々な男女共同参画、女性活躍に関する課題について意見交換を行い、コンセンサスを形成しています。
■2019年5月 フランス(パリ)
2019年のG7では、「不平等との闘い」が全体的なテーマとなっており、男女平等が重要課題の一つとなりました。会合では、フランスのマルレーヌ・シアッパ首相付担当長官(女男平等及び差別との闘い担当)が議長を務め、「男女平等に関するパリ宣言」(英語 / 仮訳[PDF形式:215KB])が取りまとめられました。日本からは、中根一幸内閣府副大臣が出席しました。
また、市民社会との対話を重視し、Women 7(W7)の提言を受けての意見交換が行われるともに、ジェンダーの視点から提言を行うG7の男女平等評議会との意見交換も行われました。
■2018年3月 カナダ(米国・ニューヨーク)
G7男女共同参画担当大臣会合2018は、米国・ニューヨークにおいて第62回国連女性の地位委員会(CSW)の開催に合わせて行われ、日本からは、山下雄平内閣府大臣政務官が日本代表団長として出席しました。
会合ではカナダのマリアム・モンセフ女性の地位担当大臣が議長を務め、ジェンダー主流化や女性に対する暴力等、国際社会が直面する様々な男女共同参画、女性活躍に関する課題についての意見交換が行われ、2017年のG7タオルミーナ・サミットの成果である「ジェンダーに配慮した経済環境のためのG7ロードマップ」のフォローアップを行っていくことを確認しました。
G7男女共同参画担当大臣会合2018概要[PDF形式:600KB]
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■2017年11月 イタリア(タオルミーナ)
「⼥性の経済的及び政策的エンパワーメント」、「⼥性の政治的エンパワーメント」及び「⼥性に対する暴⼒の防⽌と 撤廃及び⼈⾝取引の撲滅に向けた⼿段としての⼥性の経済的エンパワーメント」の3つのテーマの下で、G7における経済分野や政治分野での⼥性のエンパワーメント、⼥性に対する暴⼒の防⽌等の取組の推進に向け活発な議論が⾏われ、「G7男⼥共同参画担当⼤⾂宣⾔」(英語[PDF形式:156KB] / 仮訳[PDF形式:167KB])が取りまとめられました。⽇本からは、⼭下雄平内閣府⼤⾂政務官が⽇本代表団⻑として出席しました。
G7男女共同参画担当大臣会合2017概要[PDF形式:1.19MB]
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