理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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先輩に質問!
仮イメージ

建物や橋が地震で壊れないようにする免震装置や制震装置の設計をしています。

理工系分野を選択した時期・理由

もともと暗記が苦手な上、興味のないことは一切頭に入ってこないので、暗記しなくても理屈さえ理解してしまえば応用できる理系科目はパズルのようで得意でした。また、実現象を数字や理屈で表すことができる理系科目には驚きやおもしろさを感じていました。

本当は物理など理学系に進みたかったのですが、当時はそれを生かせるような仕事が具体的に想像できなかったため、建築士・技術者・機械設計など、仕事がイメージしやすかった工学系に進みました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

どの仕事でも同じだと思いますが、仕事は一人ではできません。構造物の設計では、全体を統括する人、デザインする人、構造計算する人、さらに小さい部品を設計する人、作る人、組み立てる人など、皆で協力して進めていきます。もちろん途中で嫌な思いをすることも、失敗することも多々ありますが、皆で議論してアイデアを出し合い、自分だけでなく自分以外の工程のことも考えて協力し合えると、文化祭準備のようにワクワクします。

さらにそれが出来上がって誰かの役に立っているのを直接自分の目で見られると、たとえ自分の担当が小さな部品ひとつだったとしても、とてもうれしくやりがいを感じます。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

男性以上にがんばらなければ!女性が少ないから目立ってしまうのでは?と必要以上に気負って意識する必要はないと思います。自分の個性を大切にして、また相手の個性を尊重して、その「差」を逆に生かせたら、新しいアイデアが生まれるかもしれません。

また、仕事を充実させるためにも、自分の趣味や家族などプライベートを大切にするようにしてください。

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