先輩からのメッセージ

- 内野 陽子さん
- 前田建設工業株式会社 九州支店 調川トンネル作業所
2015年に入社し、土木現場で施工管理の仕事をしています。
大学では地盤を専門とする研究室で、主に地質について勉強しました。卒業論文では宮崎県の岩盤や地質の特性に関する内容の論文に取組みました。
理工系分野を選択した時期・理由
高校時代、トンネルや橋梁の美しさに感動し、実際に構造物が出来る場所で働きたいという思いで、土木分野の道を志しました。
現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ
実際に構造物が施工されていく過程に携わることが出来ることや、現在ないものをこれから作り出していけることに面白さがあります。何より、職場の先輩・協力会社の方々が一つの構造物を施工するために働く姿に心打たれ、日々、刺激を受けています。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
建設業も女性が働きやすい職場へと変化しています。
私は、今年の春に前田建設工業(株)に入社し、現在、長崎県松浦市のトンネル現場に勤務しています。働きやすく、綺麗な職場で仕事させてもらっています。これは、会社や作業所内の方々、周りの方々の支援や建設業界の変化によって女性の活躍できる場が増えたからだと思います。
現在、現場では体力面で男性の職員の方々に助けてもらっていますが、今後、女性だからこそ出来る仕事を見つけ、良い仕事をして顧客の信頼を得ることの出来る技術者になりたいと思っています。
昨年まで皆さんと同じ学生だった私も、夢を実現し、目標に向かって努力している最中です。理工系、建設業の仕事がしてみたい女子学生の方々に一番伝えたいことは、“自分を信じて、まずは挑戦してみる”ことです。
この“リコチャレ”を通して、夢への第一歩を踏み出してみてはいかがですか?