理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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先輩に質問!
沈 秀貞(シム スンジョン) さん プロフィール写真

出身は韓国です。韓国の理工系大学を卒業した後、2019年にエイブリックに入社しました。
今は様々な電子デバイスに入るアナログ電源ICを開発しています。

まだ入社2年目で、分からないことが多いですが、若いうちに沢山の経験を積んでアナログ半導体のエンジニアとして活躍したいです。その為、勉強や業務に充実した毎日を過ごしています。

理工学系分野を選択した時期・理由

小学生の頃から数学塾に通いました。自然と数学や科学が好きになって、理系に進みました。
大学の進学を決める時は、高校生の時に化学関連の実験をする部活経験を生かして化学系に進学しました。その当時は、他の工学分野を接する機会が余りにも少なかったです。

しかし、普段から電子デバイスなどに関心を持っていました。特に初めてワイヤレスイヤホンを買った時、それを動かす「半導体」に引き寄せられました。さらに、半導体は電気自動車のような進化する技術に応じて需要が益々増えると思いました。そこから就業活動は半導体業界と決め、現在は電気電子分野に携わっています。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

スマートフォン、エアコン、掃除機など日常生活で使われるものを当たり前なように電源をON/OFFしたり、充電したりして重宝しています。その当たり前の機能を「半導体」が担っています。

今では半導体は我々の生活に欠かせないものとなっていて、これを作る仕事なので魅力を感じています。

現在は、車載用電源ICの開発に携わっています。将来、自分が開発した半導体が誰かが乗っている車の一部を支えることが出来たら嬉しいかと思います。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

韓国も日本と同じく「電気電子は難しい、業界には女性が少ない」と思われます。しかも外国人として、言葉の限界や文化の差を克服せざるを得なかったのでとても不安でした。最初は色々慣れない状況で大変でしたが、周りの良いメンバーや沢山の方々が励ましてくれました。外国人だから、女性だからじゃなくて、「会社の一員」として差別なく接してくれたことが一番嬉しかったです。

電気電子は確かに工学の中で難しい学問ですが、実際に半導体の業界で携わってみると、「難しいほど、それを成し遂げれば達成感が凄い!」と感じられます。その後が次々と楽しくなるのは間違いありません。

是非、興味があったら気後れせずに、チャレンジしてみませんか?将来、一緒に働く女性エンジニアが多くなって欲しいです!

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