理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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先輩に質問!
白石裕美イメージ

大学では情報科学部で情報システムにおける基礎を学びました。入社後は、法人企業に向けた基幹システム提供や、事業企画、海外ベンダとのアライアンス事業を行ってきました。2歳の子どもがおり、保育園への送り迎えを夫と分担しながら勤務しています。

理工系分野を選択した時期・理由

中学生で初めて「関数」を習ったときの先生の授業が面白く、その後も、数学や物理の問題を解いたり証明し終えたときに達成感や喜びを感じ、高校1年生のときに自然な流れで理系に進もうと思いました。大学で学んだことが業務に直結し応用できているので、中学校の数学の先生には大変感謝しています。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

入社3年目のときに「あなたが諦めなければ大丈夫」と上司が背中を押して任せてくださったことが一番の励みとなっています。ゴールに向けた課題に直面することは多々ありますし、プロジェクトを進める上で先回りすることによるリスク回避も重要になります。この課題解決は、学生のころに覚えた喜びの延長線上にあると思いますし、先手を打つことで思っていた通りに事が進んだときにはやりがいも感じます。また、一人のパワーと比べて、チームのメンバーで協力して発揮したパワーの偉大さを実感できると「また頑張ろう」と次へのモチベーションへと繋がります。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

理系の学部で女性比率20%以下だったからか、社会人になって男性の割合が多くても特に違和感なく、自分らしさを活かして仕事をしています。正直なところ、学生の頃は結婚・出産・子育てを想定して就職活動をしていませんでした。入社後も、ひとつひとつ目の前ステージをこなすことに精一杯でしたが、実際、結婚して子どもが出来たときに、両立支援制度(例:在宅勤務等)が整っていることに気付きました。ママ友の会社(IT業界や研究所)でもそれぞれに支援制度が整ってきているようで、最近は結婚や出産を機に退職する人はほぼいません。むしろ限られた時間をいかに有効に使うかを以前より考えるようになったり、先輩方の知恵を拝借した結果、早起きの習慣が出来たりし、キラキラしている女性にもたくさん出会えます。家庭も業務も力を合わせて効率的にどう成果を出すか、という観点で共通するところがあると思います。失敗したり歳を重ねるにつれて学びも増え、変化が楽しめるようになってきますので、公私共に貪欲になっていろんなことにチャレンジしてください。

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