「共同参画」2015年 7月号

「共同参画」2015年 7月号

男女共同参画センターだより

相模原市立男女共同参画推進センター(ソレイユさがみ)
特定非営利活動法人男女共同参画さがみはら(NPO法人サーラ)

相模原市立男女共同参画推進センター「ソレイユさがみ」は平成12年に開館し、この4月に16年目を迎えました。

相模原市は平成4年、男女がともに参画する社会の実現をめざして、「さがみはら男女平等憲章」を制定、さらに平成12年7月に「さがみはら男女共同参画都市宣言」を県下で初めて実施しました。この宣言は銅板で当センターに掲げられています。

「豊かで活力ある未来を拓きます」という文や「新たにあゆみはじめます」という結びの一行には、先駆者の思いと決意が込められ、来館者を励ましています。

平成16年には「さがみはら男女共同参画推進条例」を施行し、さらに指定管理者制度の導入で「特定非営利活動法人男女共同参画さがみはら(通称NPO法人サーラ)」が管理運営を受託し、現在の「ソレイユさがみ」が誕生しました。

「男女共同参画は100の入り口1つの出口」を理念とし、男女がともに家庭と社会の責任を分かちあい『自分らしく生きる』という視点を大切にした、魅力ある講座の企画・運営に取り組んでいます。

昨年度は第4期指定管理を受諾し、「女性の就労支援」を重点目標に掲げ、年間本数69本、139回の講座を実施しました。参加者は、11,200人(男性の参加率は25.7%)でした。

特に関連機関と連携を強化する中、総合就職支援センターや雇用政策課との共催で実施した「さがみはらウィメンズ・カレッジ子育てママの就活セミナー(5回)」は好評で、センターとしても、これからの方向を見定める良い機会となりました。

さらに6月に開催する「ソレイユさがみ男女共同参画フェスティバル」は、登録団体の活動発表や体験講座、意識啓発のワークショップ型のセミナーを市民の参加型イベントとして実施し、毎年多くの方にご来館いただいております。

これからも、相模原市の男女共同参画推進の活動拠点として、様々な事業を展開して参ります。


さがみはら男女共同参画都市宣言