内閣府ホーム  >  男女共同参画局ホーム > 主な政策 > 女性の活躍促進 > 理工チャレンジ(リコチャレ) > STEM Girls Ambassadors > 「STEM Girls Ambassadors」イベント > 2019年9月1日~12月15日の期間に、全国10都市で内閣府主催の「Let's be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」を開催し、基調講演においてAmbassadorよりご自身の経験談等お話いただきました!

理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

第1回 「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」を弘前市で開催!

理系選択のその先にどんな未来があるのか。児童・生徒と保護者の皆さんに「理系選択の未来」を知っていただくイベント「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」の第1回目を、9月1日(日)に青森県弘前市で開催しました。

内閣府「STEM Girls Ambassadors(理工系女子応援大使)」で早稲田大学創造理工学研究科准教授、H2L Inc.創業者玉城絵美氏による基調講演や、株式会社コーアの女性社員による職場紹介、弘前大学による実験教室が行われ、児童・生徒とその保護者約80名にご参加いただきました。

実験教室においては、米粉パンの味や硬さがアミロースの含有率でどう変化するかを試し、二酸化炭素のシャボン玉で火を消すことを体験しました。どのプログラムにも皆さん興味津々でした。

第2回 「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」を桐生市で開催!

理系選択のその先にどんな未来があるのか。児童・生徒と保護者の皆さんに「理系選択の未来」を知っていただくイベント「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」の第2回目を、9月21日(土)に群馬県桐生市で開催しました。

岩手大学理工学部助教の阿部貴美氏による基調講演や、桐生ガス株式会社の女性管理職の方による職場紹介、群馬大学による実験教室が行われ、児童・生徒とその保護者約40名にご参加いただきました。

実験教室においては、地元の渡良瀬川の流域の土壌を使い、そこから銅を抽出して分析し、土壌の銅含有量を計算しました。検査キットを使用し、銅で溶液が色付く様子を確かめながら、和気あいあいと実験ができました。

第3回 「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」を長崎市で開催!

10月5日(土)に、標記イベントを開催し、児童・生徒とその保護者54名に参加いただきました。

「基調講演」では内閣府「STEM Girls Ambassadors(理工系女子応援大使)」のズナイデン房子氏から、「理系の学部に進学すると普段から、左脳(論理的に考える)と右脳(アイデアをかたちにする)を使い分ける訓練ができる。社会に出ると新しい価値を生み出すことが求められるので、この能力は文系理系問わずあらゆる職種で役立つ。」とお話しをいただきました。

また、リコージャパン株式会社から、職場で活躍する女性社員の紹介と、リコーの製品を使用したワークショップが行われました。ワークショップでは、参加者が自身の絵や写真をバッグにプリントしたり、自身で描いたキャラクターをスキャンしスクリーン上でレースを行うなどしました。そして360°カメラを使用して参加者全員で記念撮影を行い、最後まで最新技術を堪能することができました。

第4回 「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」を花巻市で開催!

10月14日(月・祝)に、標記イベントを開催し、児童・生徒とその保護者等83名にご参加いただきました。

イベントでは、内閣府「STEM Girls Ambassadors(理工系女子応援大使)」の阿部玲子氏から、インド地下鉄事業に携わったご経験等をユーモア交えてご講演いただき、 またリコーインダストリアルソリューションズ株式会社から、品質管理の仕事についてや、育児と仕事の両立について女性技術者の視点でお話いただきました。

岩手大学花巻サテライトによる実験教室では、「水溶液を使用した虹色の再現」、「リニアモーターカーが磁石で動く仕組みを知ろう」、自分とキャラクターの動きを連動させた「Vtuberを体験してみよう」が行われ、実際に手で触れ学ぶことで、科学を身近に感じてもらいました。

第5回 「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」を舞鶴市で開催!

11月4日(月・休)に、標記イベントを開催し、児童・生徒とその保護者等37名に参加いただきました。

イベントでは、内閣府「STEM Girls Ambassadors(理工系女子応援大使)」の渡辺美代子氏から、自身の理工系研究者としての経験や、科学と生活のかかわりについて講演いただきました。また、地元企業の株式会社エナミ精機と松井アーキメタル株式会社からも講演いただき、自身が携わっている仕事や女性技術者が働いている現場を具体的にお話しいただきました。

実験教室では、近畿職業能力開発大学校京都校による「初めて触れるロボットプログラミング」、舞鶴工業高等専門学校による「足し算から考えるアルゴリズム」が実施されました。参加者は真剣な面持ちで、ロボットを動かすプログラミングやアルゴリズムにチャレンジし、パソコン画面のロボットが動くと笑顔がこぼれました。

第6回 「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」を福岡県古賀市で開催!

11月10日(日)に、標記イベントを開催し、児童・生徒とその保護者の方々にご参加いただきました。

イベントでは、内閣府「STEM Girls Ambassadors(理工系女子応援大使)」の杉本雛乃氏から、自身が理工系分野を選択した理由や効果的な受験勉強方法、大学での研究活動とミス・インターナショナル日本代表等の活動との両立状況について講演いただきました。

引き続き、地元企業である株式会社西部技研で勤務する女性社員の方々からも講演いただきました。大学時代の研究や経験、自身の現在の職務内容、会社の支援を受けて博士号を得られた経験など、技術者ならではのキャリアの詳細をお話しいただけたことで、参加者の皆様から熱心な質問も多数寄せられました。

イベント後半の実験教室は、株式会社西部技研により「比べてみよう!乾燥空気とふつうの空気」 、「空気のリサイクル」とのテーマで実施されました。空気中の水分量と容器の外側の結露の関係が見えるようにと、乾燥空気を作れる大きな機材を会場に持ち込んでいただき、空気中の成分がもたらす科学的な現象を、非常に解り易く説明・証明いただきました。

第7回 「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」を刈谷市で開催!

11月16日(土)に、標記イベントを開催し、児童・生徒とその保護者に参加いただきました。

「基調講演」では内閣府「STEM Girls Ambassadors(理工系女子応援大使)」のズナイデン房子氏から、「理系の学部に進学すると、普段から左脳(論理的に考える)と右脳(アイデアをかたちにする)を使い分ける訓練ができる。社会に出ると新しい価値を生み出すことが求められるので、この能力は文系理系問わずあらゆる職種で役立つ。」とお話しをいただきました。

続いて、刈谷市役所石田様による職場紹介と、名古屋大学竹内先生による実験教室が行われました。実験教室では、「楽しみながら理科実験! ~モーターと電気回路のしくみ~」と題して、参加者が電気回路を作ってLEDを点灯させたり、モータを動かすワークショップが行われました。どうしたらLEDが点灯し、モーターが動くかを考えて電気回路を作ることで、考えることの大切さや実験の重要性について理解することができました。最後には、左脳と右脳の働きを可視化する装置を体験し、記憶のメカニズムの説明に驚いている様子でした。

第8回 「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」を上伊那で開催!

11月23日(土・祝)に、標記イベントを開催し、児童・生徒とその保護者に参加いただきました。

「基調講演」では内閣府「STEM Girls Ambassadors(理工系女子応援大使)」の玉城絵美氏から、現在研究されているボディ・シェアリングやご自身の学生時代のお話、そして参加者に「アイディアは周囲の人と話していると生まれやすい」とのメッセージをいただきました。

続いて、大明化学工業株式会社による職場紹介と、長野県南信工科短期大学校による実験教室が行われました。実験教室では、「3D技術によるものづくり」「リン酸二水素アンモニウム結晶の育成」「無線ブロックを使った体感プログラミング」が行われ、参加者は、普段触れる機会が少ない3Dやプログラミングを操作したり、水溶液からできた結晶に触れたりして、楽しみました。

第9回 「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」を鳥取県東伯郡琴浦町で開催!

12月1日(日)に、標記イベントを開催し、児童・生徒とその保護者の方々54名に参加いただきました。

基調講演では、内閣府「STEM Girls Ambassadors(理工系女子応援大使)」の渡辺美代子氏から、理系科目を学ぶにあたり、「公式を覚えるだけではなく、感覚的に捉えることが重要。」とお話しいただきました。さらに、大切な心構えとして、「進路選択で後悔することがないよう、自分の人生は自分で決めることが大切。」と力強く述べられました。

理工系女子が活躍する職場紹介では、株式会社LASSICの松原美奈子氏から、「鳥取発、ITによる地域創生」と題して、自社の取組と、女性社員の一日についてご紹介いただきました。

実験教室では、鳥取大学による「レオナルドの橋を作ってみよう」、公立鳥取環境大学による「圧電光るうちわ~ネコの目を光らせよう~」、米子工業高等専門学校による「ユニークなスライムを作ろう」の三つが開催され、子どもたちは楽しみながら科学を体感することができました。

第10回 「Let‘s be a STEM Girl!!~地域から未来の理工系女子を~」を木更津市で開催!

12月15日(日)に、標記イベントを開催し、児童・生徒とその保護者等77名に参加いただきました。

イベントでは、内閣府「STEM Girls Ambassadors(理工系女子応援大使)」の杉本雛乃氏から、理工系に進んだ理由や、大学院生としての生活、理工系の楽しさを伝えたくてミス・インターナショナルに応募したことなどについて講演いただきました。

また、木更津高専と、かずさDNA研究所からも講演いただき、それぞれの仕事内容や、仕事と子育ての両立についてお話しいただきました。

実験教室では、木更津高専による「低温の世界」「金属探知機を使って宝探し!」「君にも作れる光通信」、かずさDNA研究所による「謎のお肉のDNA鑑定」が実施されました。参加者は、緊張しながらも細かい作業を正確にこなし、実験結果が出ると、達成の喜びを感じていました。

全国10カ所で開催した「Let’s be a STEM Girl!! 」イベントも、木更津での開催をもって終了しました。イベントへの参加を機に、一人でも多くの女子生徒が理工系に進むことを期待しています。

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