理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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上田真由美仮イメージ
  • 上田 真由美 さん
  • 甲南大学大学院
  • 自然科学研究科 生命・機能科学専攻
  • 博士後期課程
  • 海洋に生息するプランクトンの生態について研究しています。

理学系分野を選択した時期・理由

高校でたくさんの科目を勉強しているうちに、自分の身近に起こっている不思議なことを明らかにしていく生物が一番好きになっていました。文理選択の時には、文系科目が苦手だったこともあり迷わず理系を選択し、高校2年生の時にはなんとなく生物分野に進学したいなと思っていました。その気持ちは変わらず,生物のことをもっともっと知りたい!と思い、大学は生物学科へと進学しました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

高校生のときにあんなにたくさんのことを学んだと思っていたのに、大学へ進学すると自分の知らないことだらけだったということと、その一方で,まだまだ分かっていないこともたくさんあるのだということに気づかされました。研究は、あの手この手で取り組んで、まだ世界中の誰も知らないことを自らの手で明らかにしていくので、とても魅力的で,ついつい時間も忘れてのめり込んでしまいます。高校の教科書に新たな一文を加えることができるような生物学の発展につながる研究を行いたいと思っています。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

一度しかない人生、自分がやりたいことをどんどん追求していくべきだと思います。将来のことはいろいろ不安があると思いますが、自分の選択を信じて一生懸命頑張っていれば、いつかきっと自然と道は開けてくるはずと信じています。自分は何に興味があるのか、将来何になりたいのかを,ぜひ高校生の間にうんと悩んで,たくさん調べて道を選択していってください。正直なところ体力面では男性のようにいかない部分もありますが,それ以外は,研究を行っていて女性だから男性だからといったことは感じたことはありません。私は月1回船に乗って,男性の方に囲まれながら海水のサンプリングに行っています。やりたい!という気持ちが一番大切だと思います。

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