理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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分析化子(仮名)仮イメージ
  • 分析 化子(仮名) さん
  • 電気メーカー
  • 分析技術系研究員

社内で新たに開発される材料・製品の無機化学分析手法を用いた信頼性表価及び新たな評価・分析手法の開発を行っています。現在、日本分析化学会、プラズマ分光分析研究会に所属しています。

工学系分野を選択した時期・理由

中学時代から、数学・理科が大好きでした。特に高校での化学の炎色反応などの色の変化や、大学での分析化学の学生実験はとても楽しかった記憶があります。実験により「一つの答えがでる」ということが気持ち良く、また、そのために同じグループの人達が協力して進めることができる「分析」という仕事に携わって行きたいと大学2年生の頃には考えていました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

「分析・評価」という仕事は、それ自体が物を作り出すわけではないので、社内における一連の仕事の中で主役になることはありません。けれども、縁の下の力持ち的に、「○○さんのデータ・評価のおかげで、良い製品が作れた」、「問題が解決した」と言っていただける結果が出せた時には、この仕事の必要性を実感しつつ、満足感を得ることができます。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

私が所属する分析という分野は、理工系分野にしては、比較的女性が多い分野です。最近では、各種法律の整備により、周囲でも、結婚・出産を経ても継続して仕事を続け、仕事と家庭を両立されている方々がたくさんいます。理工系分野は、専門性・技術を身につけることができる格好の分野であると思います。まだまだ女性の少ない分野でもありますが、女性としての感性を生かすことができる分野もあると思います。もし、少しでも興味が持てるようであれば、「可能性」の広がりにチャレンジしてみてください。

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