理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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先輩に質問!
仮イメージ

東京電力入社後は、発電所やオーストラリアでのLNG基地建設で現場経験を積み、その後JERAにて海外における新しい発電所やLNG基地投資案件の検討業務に携わりました。現在はJERAのベトナム拠点において、よりベトナムに集中した投資案件の検討業務をしています。

理工学系分野を選択した時期・理由

高校3年生になる時に文系か理系かを選びました。機械が動く動力の電気に興味があり、将来、技術者として何かしらの強みを持って社会人になりたいと思っていました。成績だけで見れば、英語や現代文が得意で文系の方が点数が良く、数学や物理などの理系科目の成績は良いとは言えませんでしたが、両親とも相談したところ、私の興味に賛成してくれたため、工学系・電気電子工学を志望し理系を選択しました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

ベトナムにLNG火力発電所を建設するプロジェクトに携わっています。ベトナムは電力需要の急拡大で電力不足に陥る可能性がありながら、環境や天候の問題により主力電源の開発が思うように進んでいません。その解決方法として、LNG火力発電所の建設の計画があり、私は開発技術者として参加しています。
新しく建設する発電所には、より安全でオペレーションのしやすい、現地ニーズに沿った設備の提供が期待されています。現場には、発電所が未だない為、設計を図面のみで確認するという難しさがあります。図面から発電所の姿をリアルに想像し、リスクを洗い出した上で適切な提言をおこなうことが大切で、それができた時にやりがいを感じます。また、入社後すぐに配属された火力発電所での5年間の経験や、オーストラリアでのLNG基地建設などの現場経験は私の強みであり、今の役割に繋がっていると感じています。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

女子学生の皆さんは、高校の時の数学や物理が苦手な傾向が高く、理系、特に工学系を敬遠することが多いと聞いたことがあります。実際に私も学生時代は物理が苦手でしたが、工学系の分野に興味があり、自分の興味を信じて工学系の道を選びました。
結果的に言えば、不得意な理系科目も、頑張ったお陰で大学では上位の成績を修められましたし、今は高校時代から得意だった英語を使ってベトナムで仕事をしていますので、自分の興味を持った分野に進んでよかったなと思っています。
理系科目の成績が悪いから…という理由で理系を避けている方がいれば、「自分の本当のやりたい事は何なのか?」一度考えてみることをお勧めします。

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