理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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先輩に質問!
小川麻紀仮イメージ

スマートフォンやタブレット等に使用されている通信およびアプリケーションプロセッサのハードウェアに関連する技術サポートを行っています。

理工系分野を選択した時期・理由

小学生の頃は、理科の実験が好きで、実験の授業があるとワクワクしていたのを覚えています。また母親が薬剤師だったこともあり、将来は薬剤師になると思っていたので、理系の分野に進むことにそれほど抵抗は無かったように思います。

現在の仕事に関係した分野に進むきっかけは、高校に進学した後、TVゲームを始め、多くの電化製品はコンピュータプログラムで制御されているのを知ったことで、次第にコンピュータの分野に興味を持つようになりました。大学に進学する際にはコンピュータのソフトウェア、ハードウェアの両方を学べる学部を選択しました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

スマートフォンやタブレットなどの通信機器は年々新しい機能、技術が追加されていきます。顧客に対して、それらを制御するプロセッサをサポートするにあたり、新しい機能、技術を学んでいく必要があります。日々、勉強しなければならないので大変な部分ではありますが、技術の進化を肌で感じることが出来ます。また自分が携わった製品を搭載したものが世の中に出て、街中で使用されているのを見かけると、嬉しいですし、次に向けて頑張ろうと励みになります。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

海外の女性エンジニアと話をする機会があったのですが、日本には女性のハードウェアのエンジニアがほとんど見かけないと言われました。確かにソフトウェアと比べるとハードウェアに携わる部分はまだまだ女性は少ないように思います。そのため男性と同じように勤務や成果を求められることが多いと感じますが、逆に女性が少ない分、女性ならではの視点で仕事を行うことで新しい発見や成果を出せるという強みもあると思います。皆さんには少しでもやりたいこと、興味があることがあれば、理系だからと難しく考えず、まずはチャレンジしてもらいたいなと思います。

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