理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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先輩に質問!
石原あゆみ仮イメージ

ソフトウェア・サービスの新しい領域であるクラウドサービスのカスタマイズを担当しています。アメリカに本社がある会社のサービスであるため、英語の文書を読まなければいけないことも・・・
学生時代より、夢中になって英語の勉強をしています。

理工系分野を選択した時期・理由

高校1年のとき、理系・文系のクラス分けの際に理系を選択しました。

父親が電気系の技術者であったこと、叔父が電気を使ったおもちゃの開発者であったことから電気を取り扱える人は、キラキラした綺麗なものを作り出せる人・思いもよらない不思議なことを起こせる魔法使いのような人だと思い、その技術を身につけたいと考えていました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

クラウド基盤上でのアプリケーションの導入コンサルティング・カスタマイズ・運用支援を行っています。まず、導入コンサルティングの際に、お客様から対象の分野についてヒアリングをします。お客様の社内業務の仕組みや、社会制度の詳細なルールについてヒアリングさせていただきます。新たに知ることが多く、大変興味深いです。ヒアリングした内容をシステムとしてどう実現するか、またシステム化しないかを自分の知識、経験を活かして判断・調整していきます。この作業には男女という性差による優劣はありません。ヒアリングした内容からお客様の状況を踏まえて提案したソリューションについて、お客様から感謝していただけると大変嬉しく充実感を抱きます。

アプリケーションの構築は、チーム作業で行います。メンバーがそれぞれの力・個性を出し合い、目標を達成したときに、みんなで喜びを共有できるところが何よりも魅力です。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

私は、女性率が100%である女子高から、女性率が8%である工学系単科大学に進学しました。はじめは少々不安で、居場所がないと思っていましたが、これは結果的には本当によかったです。女性が少ない分、雰囲気・志向がまったく異なる友人と出会うことができ、今でもかけがえのない友人となっています。また、この環境のおかげもあって大学時代にマイノリティーでも図太く生きていく土台を醸成することができました。

私が属する日立グループではグローバルでの競争力向上のため、社員に海外研修(1か月)の機会を提供してくれています。私は、培った図太さを活かし、研修にチャレンジしました。研修先のボストンでは語学学校に通いましたが、周りは20歳前後の若者だらけで自分とは1周り以上年齢が違いました。しかし、私は、ここでもこれまで培った図太さを活かし、一緒に行動する仲間を作り、学校内外で充実した日々を過ごしました。

マイノリティーであったからこそ、いろいろなチャンスを得るために動くことができたのだと思っています。理工系分野で女性が少ない状況も、いい機会です。得られるものが多くあるはず。楽しんでもらいたいです!

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