第4章 生涯を通じた男女の健康と高齢期の状況

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第4章 生涯を通じた男女の健康と高齢期の状況

本章のポイント


第1節 生涯を通じた男女の健康

  • 母子保健関係指標は低下傾向。ただし,母の年齢別周産期死亡率は,30歳代以降年齢とともに増加。
  • 平成25年の新規HIV感染者・エイズ患者報告件数はともに増加し,HIV感染者は過去3位,エイズ患者は過去2位。年齢では,HIV感染者は20歳代,30歳代に集中。
  • 肥満者の割合は,男性は40歳代が最も高く36.6%,次いで50歳代が31.6%。女性は年代とともに上昇。
  • 女性の医療施設従事医師,同歯科医師の割合は年々上昇しているが,薬局・医療施設従事薬剤師の割合は平成14年以降横ばい。

第2節 高齢期の状況

  • 平成25年12月1日現在,男性では5人に1人,女性では4人に1人以上が65歳以上の高齢者であり,75歳以上では6割以上が女性。
  • 定年前後の労働力率を長期的にみると,女性は男性よりも水準は低いものの,上昇傾向が続いている。
  • 家族内の主な介護者のうち,約7割が女性,全体の3分の1以上が要介護者の妻となっているなど,配偶者間の介護の負担が女性に偏っている。