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第5章 雇用等の分野における男女の均等な機会と待遇の確保
- 厚生労働省では，「男女間賃金格差解消に向けた労使の取組支援のためのガイドライン」や「ポジティブ・アクションを推進するための業種別「見える化」支援ツール」の作成や普及・啓発により，企業の自主的な取組を支援する。
- 厚生労働省では，非正規雇用労働者の雇用の安定や処遇の改善を図るため，正規雇用への転換，人材育成，処遇改善などの総合的な対策を推進していく。
- 厚生労働省では，パートタイム労働者の能力を一層有効に発揮することができる雇用環境を整備するため，正社員との均等・均衡待遇の確保，正社員転換の実現のための取組を推進する。
- 厚生労働省では，企業がポジティブ・アクションの具体的な取組を行うことができるよう，企業に対する取組促進の直接的な働きかけや「ポジティブ・アクション情報ポータルサイト」 を活用した女性の活躍状況の情報開示の促進，ポジティブ・アクションに取り組む企業を支援するための助成措置，「均等・両立推進企業表彰」等を実施し，ポジティブ・アクションの一層の促進を図る。
- 厚生労働省では，子育て女性等に対して再就職支援を行うマザーズハローワーク及びマザーズコーナーにおいて，担当者制によるきめ細やかな職業相談・職業紹介等を実施するとともに，事業拠点の拡大等を行う。
- 総務省，厚生労働省，経済産業省，国土交通省のテレワーク関係4省は，産学官からなる「テレワーク推進フォーラム」において，テレワークの円滑な導入等に資する調査研究や普及啓発を展開する。
- 経済産業省では，株式会社日本政策金融公庫を通じ，女性等を対象に低利融資制度を実施する。
- 内閣府では，企業等における女性の活躍促進に関する現状等を外部に公表する「見える化」の取組を推進する。
- 内閣府では，女性の登用状況の「見える化」に優れ，登用の実績が上がった企業を対象とした表彰制度（内閣総理大臣表彰）を創設する。
- 経済産業省では，平成25年度に引き続き，「ダイバーシティ経営企業100選」事業を実施し，女性活躍推進の加速化を図るとともに，女性活躍に優れた企業を選定する｢なでしこ銘柄｣の取組も東京証券取引所と共同で行っていく。