平成24年版男女共同参画白書

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第9章 高齢者,障害者,外国人等が安心して暮らせる環境の整備

  • 平成23年度において,新しい「高齢社会対策大綱」の策定に向けた検討を開始した。
  • 文部科学省では,検討会において,高齢者の生涯学習及び社会参画の現状と課題について整理し,「長寿社会における生涯学習の在り方について」を取りまとめた。
  • 「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱」(平成20年3月バリアフリー・ユニバーサルデザインに関する関係閣僚会議決定)に基づき,ハード・ソフト両面にわたる社会のバリアフリー・ユニバーサルデザインの推進に取り組んだ。
  • 「地域包括ケアシステム」を構築するため,介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律が平成23年6月に成立し,24年4月から施行された。
  • 「障害者基本法の一部を改正する法律案」が平成23年4月,国会に提出された。法案は,一部修正の上,可決・成立し,同年8月に施行(一部を除く。)された。
  • 文部科学省では,外国人の子どもの公立学校での受入れに当たり,適切な日本語指導や適応指導を行うことのできる体制の整備を支援するため,日本語指導等を行う教員を配置するための教職員定数の加配措置,独立行政法人教員研修センターにおける日本語指導者等に対する研修の実施,外国語が使える支援員の配置等の取組を実施している。
  • 法務省の人権擁護機関では,常設人権相談所において,人権相談に積極的に取り組むとともに,専用相談電話「女性の人権ホットライン」を始めとする人権相談体制の充実を図っている。