本章のポイント

第1節　国の政策・方針決定過程への女性の参画

• 国会議員に占める女性割合は，平成17年3月現在，衆議院6.9%，参議院13.6%。
• 国政選挙における立候補者，当選者に占める女性割合は，直近の選挙では減少した。
• 国家公務員在職者に占める女性の割合は増加傾向にあるが，管理職に占める女性割合はなお低水準。
• 国の審議会等における女性委員の割合は着実に増加している。平成16年では28.2%。

第2節　地方公共団体の政策・方針決定過程への女性の参画

• 地方議会における女性議員割合は着実に増加し，特に特別区議会では21.5%と高い。
• 地方公務員管理職に占める女性割合は増加傾向にあるがなお低く，平成16年では都道府県4.9%，政令指定都市6.4%。
• 地方公共団体の審議会等における女性委員割合は着実に増加し，平成16年では都道府県28.3%，政令指定都市27.2%。

第3節　様々な分野における政策・方針決定過程への女性の参画

• 司法分野における女性割合は着実に増加。裁判官13.2%，弁護士12.1%，検察官8.6%。
• 2004年の日本のジェンダー・エンパワーメント指数(GEM)は38位。