理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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先輩に質問!
恒元 淑希プロフィール写真
  • 恒元 淑希 さん

自己紹介

 NTTドコモに研究職で入社。東北大学との共同研究で妊婦の妊娠中にかかる特有の疾患の早期発見・予防に向けた取り組みとして妊婦のゲノムやライフログと病気の相関を調べるビッグデータ解析に従事。入社6年目からは新卒採用担当として主にエンジニア領域の採用活動に従事。
インタビュー記事

理学系分野を選択した時期・理由

 元々医療系の分野に進みたかったので理系を選択しましたが、1番の得意教科は国語で数学と物理が苦手だったため非常に悩みました。ただ、やはり進みたい分野は決まっているのに苦手だからとあきらめるのはもったいないと思い、理系に進み、大学では分子生物学、大学院ではバイオインフォマティックスを学びました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

 研究というと、身近でどのように役に立っているのかわかりづらかったり、なかなか成果が出ないイメージがあったりするかもしれません。しかし、どうすれば技術を実用化につなげ、人々の生活を豊かにできるかと考えを巡らせたり、仮説を立て、トライエラーを繰り返して様々な方法を試す中で新たな発見が産まれたり、自分ならではの考えを活かせる面も多く、私はそんなところに魅力や面白さを感じています。また、研究活動を通じて培った物事の根本を考える力や仮説検証能力などは、採用という全く違う分野でも役立っていると日々感じています。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

 私は文理選択の際、前述の通り文系科目が得意だったので本当に理系を選択するべきなのかとても迷いました。しかし、結果として理系を選択して本当に良かったと思います。大学に入学してから受験勉強という枠組みではなくサイエンスを学ぶことは本当に楽しく、受験勉強よりも一生懸命勉強してしまうほどでした。勉強だと思うと敷居が高く感じることもあるかもしれませんが、自分の身近にある不思議な現象や疑問に思っていることなどをまずは調べてみるだけでも、きっと楽しいと思います!自分の可能性を信じて興味のある分野に色々挑戦してみてくださいね!

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