理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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建設コンサルタント業界の地質・地盤分野に従事。現在の業務内容は、ボーリング調査の現場管理・地質調査(活断層調査)・大規模盛土造成地調査・軟弱地盤解析・防災マップ作成・施設点検など多岐にわたります。

理学系分野を選択した時期・理由

高校生の時担任だった先生が学生時代に地学寄りの生物学を専攻しており、とても熱心に地学と生物の授業をして下さりました。その影響で理系を選択するか考え始めました。もともと数学が壊滅的に出来なかったので迷いましたが、担任の先生の後押しもあり理系に進みました。大学受験時は紆余曲折ありましたが、元々土いじりが好きであったこと、断層に興味があったことから地質学を専攻しました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

東日本大震災を機に防災について興味を持ち、防災に関連する仕事をしたいと思うようになりました。現在の業務は多岐にわたり、大学時代の知識が役に立つ時もあればそうでない時も多々あります。大学で学んだことがすべてではありませんが、自分の無知さ・無力さに落ち込んだりします。しかしながら、どの業務も防災や災害に強い建物・施設の設計・まちづくりに繋がるので、「世の中のためになる仕事をしている!」と思いながら仕事をしています。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

高校で理系を選択した時、大学で地質学を選択した時、地質・地盤分野に従事した時、どんな時も女性は少なく、男性の多い環境でした。「大変だ、辛い」と感じるときもありますが、自分で選んだ選択なので後悔はしていません。みなさんも「女性だからどうしよう」とは思わず、自分の興味のある分野に進み、悔いのないような選択をしてみて下さい。

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