理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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加藤えり子仮イメージ

理工学部建築学科を卒業しましたが、90年代後半にはまだ新しい分野だった不動産証券化に関する調査をする仕事に就くことになり、不動産投資運用会社での実務経験を経て、現在は不動産分野の調査・分析・コンサルティング業務に携わっています。建築学科では広域設備の研究室に所属し都心居住の国際比較が論文テーマでした。

理学系分野を選択した時期・理由

選択したのは高校2年のときです。当時は芸術や美術への関心が高かったのですが、直接そちらに進むよりは実業に携わりたい気持ちが強く、アートの要素もありながら実務を身に着けてより広く社会との接点を持つことができる建築学科を選択しました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

現在の活動分野である不動産は建築物でもあるのですが、投資財でもあり、また社会的基盤でもある多面性を備えた領域です。用途ごとに状況は異なりますが経済や金融市場との関連性も高く、分析にあたっては数値化できるデータだけでなく現地の情報も重要です。様々な角度で不動産をとらえながら新しい視点を模索していくことに面白さを感じています。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

理工系の客観的な分析や論理的思考をベースに、女子の観点も活かせる分野が様々にあると思います。既成の概念にとらわれず女子の素養も活かして輝く社会人になって欲しいと思います。

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