理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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先輩に質問!
仮イメージ

大学では化学工学を専攻し、混相流体(水の中を動く空気の泡)のシミュレーションを行っていました。入社後は、3Dプリンタ用インク材料、化粧品材料などのあらゆる新規製品のプロセス開発に携わっています。

理工学系分野を選択した時期・理由

時期:高校進学時
理由:化学や物理の法則や数式で身の回りのあらゆる現象を説明できる事が面白いなと感じていて、ものづくりに少し興味があったので理系を選択しました。化学工学が化学・医薬品・食品・自動車などの様々な分野で活用されていると知り、就職等の選択肢も幅広そうだと思ったため、大学受験の際に化学工学に決めました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

研究が開発した新製品を工場で大量生産するためのプロセスの開発に携わっています。いかに楽に、安全に、安く作る事が出来るかを検討し、ビジネスとして成り立つ道を考えるので、新製品を世の中に出すためには欠かせない仕事です。大量に生産しようと思うと、うまく研究の結果を再現出来ない事も多いのですが、仮設・検証を重ねて、原因を突き止めて対策を考えるところが面白さです。また、新しい装置の導入や工場の建設等にも関わるため、形に残るスケールの大きな仕事が出来る事も魅力です。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

私自身、数学がとても苦手だったので文理選択は非常に悩みました。結果的には、高校時代に自分が面白いと感じた「現象を数式等で論理的に説明する」事が、今の仕事に繋がっていると思います。あらゆる分野・企業で女性が活躍されていますので、女性である事を理由に進路を決める必要はありません。自分が面白い、なんか興味があると感じたことを大切にして、思う存分に学んでください!

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