理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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TMさん プロフィール写真

大学では、金属材料工学を専攻し、金属の内部構造の変化を観察していました。
2019年に入社してからは、組み込み系プログラム(小型家電製品などを動かすプログラム)の開発に携わっています。

理工学系分野を選択した時期・理由

理工系の分野を選択しようと考え始めたのは中学生の時です。与えられた情報から1つの答えを導きだす数学や理科は、謎解きやパズルのようで楽しくて仕方なかったです。高校2年生の文理選択では好きで得意だったので、迷うことなく理系を選択しました。

大学進学では金属材料工学を選びました。理学系や機械系・情報系とも悩みましたが、黄銅(真鍮)をつくる化学実験で金属に興味を持ったこと、就職率がとても高かったこと、留年率が低かったことが理由で金属材料工学を選びました。 

大学の授業や研究の一環で学んだプログラミングが楽しくて、自分に向いていると感じたので、大学の専門分野とは異なりますが、現在の職種を志望しました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

主な仕事内容は組み込み系プログラムのコーディング業務とそのプログラムの評価業務です。

コーディング業務では小型家電製品などを動かすプログラムを作っています。求められた通りの動きにするためにはどうすればいいか順を追って書き起こしていく過程はパズルのようで楽しいです。自分が作ったプログラムで動く完成品が出来上がり、実際に店頭に並んでいるところを見るとやりがいを感じます。 

評価業務ではプログラムが問題なく動いているかを確認し、問題があったときにはどこがうまく動いていないのか原因を予測し報告します。一般消費者が使用する製品なので、不具合の見落としが全体に影響を与えます。その分責任も感じますが、達成感も大きいです。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

私自身は理工系に進んだことを本当に良かったと思っています。

楽しいのはもちろんですが、女性が少ないので、女性ならこうする!こう考えている!という自分にとって当たり前の意見がとても重宝されます。理工系分野に女性が少ないことをメリットに、理系科目が得意な人・好きな人はもちろん、苦手でも興味がある人は、女性であることを活かしてぜひ理工系分野に進んでほしいと思います。

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