理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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先輩に質問!
柿川真紀子プロフィール写真
  • 柿川 真紀子 さん
  • 金沢大学 理工研究域生命理工学系・准教授

専門の分子生物学・遺伝子工学をベースに、大気中の微生物をDNA情報から調べる研究や電磁界など物理的環境因子の生体への影響など学際的研究を行っています。

工学系分野を選択した時期・理由

高校生の頃、数学と物理など理系科目が好きで、国語が苦手だったことから迷うことなく理系を選択しましたが、数学や物理を学びながら、法則などほとんど明らかになった完成された学問があって、それを順にただ学ぶものなのだなと思っていました。その後大学で分子生物学を学んだときに、この分野にはまだまだ解明されていない不思議なことが沢山残されていると知り、興味を持ち続けて現在に至っています。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

私の研究ではDNAを扱いますが、まだわかっていなかったこと、不思議なことを少しでも明らかにできたときには大きなよろこびを感じることができます。

また、分子生物学に興味を持ち、研究員となった後、大気物理学や環境学、電磁気学などの異分野の研究者と出会い、分野横断的な研究環境が自身の視野を広げました。様々な分野の人と出会い、交流できることも魅力の一つです。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

理工系に女子は少ないけれども、女子に向いていないわけではないと思います。また、理工系は男子が進学するところというイメージや女子が少ないからという理由で理工系選択を断念するのはもったいないと思います。目を向けてみれば自然科学、科学技術にはおもしろいもの、知りたいと思えることが沢山あります。少しでも興味をもつものがあれば、ぜひその分野に進んでください、応援しています。

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