先輩からのメッセージ

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J.S さん
- 文京区役所 土木部 みどり公園課
電気技術職員として、みどり公園課で公園の電気設備の設計・維持をしています。大学卒業後は、少しだけネットワーク系のSEをしていたことがあり、全く関係のない転職をして、今に至ります。小学校4年生と4歳の子をもつ母でもあります。
工学系分野を選択した時期・理由
小学生の頃に、計算を反復練習させられ、計算が速くなりました。計算が速い=算数が得意 という思い込みから、算数や数学が好きになりました。ものづくりがすき、本質的に何かを知りたい、といった理工系としての資質は特になかったと思います。進路としては、理系なら何でも良く、薬剤師を考えたこともありました。
実際に、理工系分野を選択した時期は、高校2年生でした。学校で、文系・理系コースの選択をしなければならなかったからです。女子校で、女子も男子のようだったせいでしょうか。女子だから理系を選択しづらいといった概念は全くありませんでした。
現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ
区民の方からの要望を技術で解決できるところに喜びを感じます。現在の部署では、設計だけではなく、整備した後、維持もしていかなければなりません。区民の方にとって安全で安心な公園やトイレとはどういったものか、なるべく長持ちさせるにはどうすれば良いか、そのために予算をどうやりくりするか、先々のことも想像しながら仕事をするのが、おもしろいです。
女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ
理系だからと言って、大きな志が必要なわけではないと思います。また、文系が嫌いだから理系、理系が嫌いだから文系という選択でも良いと思います。文系・理系問題に関わらず「女性だから○○の方がいい」とは考える必要はありません。是非、ご自身の好きなように進路を選択してください。