理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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先輩に質問!
田端 真由美プロフィール写真

私は、お客様のビジネスを支えるシステムを開発するグローバル・ビジネス・サービス事業という部門に所属し、入社以来、金融機関のお客様向けのシステム構築プロジェクトで、システムを設計・構築するITアーキテクトとして活動してきました。
現在は技術理事として、人工知能や自動化技術など最新技術をご紹介したり、それらを活用したシステムを構築することにより、お客様のビジネス上の課題を解決するご支援をさせていただいています。

工学系分野を選択した時期・理由

子供の頃から電子オルガンを習っていたのですが、中学生の頃に新しい機種を買ってもらった時に技術の進化によって複雑な音の変化ができるようになっていて、その仕組みに興味を持ちました。当時、IBMの社員であった父から「コンピュータ制御で音を作っているんだよ」と聞き、コンピュータに興味を持ったのがきっかけです。

国語が得意、数学はそこそこ、物理は全くダメという成績でしたので、高校の先生には大反対されましたが、コンピュータといえば情報工学だということで工学部を目指すことに決めてしまいました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

現在は、IBM Watson(人工知能)や自動化ソリューション(ロボティクス)など先進的な技術を使ったシステム開発を担当する部署をリードしています。私自身はお客様の課題やご要望をお伺いして、それらを様々な技術を使って解決するソリューションを設計するITアーキテクトとして活動しています。

先進的な技術はお客様のビジネスを大きく変える可能性を持っています。変化の激しいITの技術を学び続けるのは大変ですが、それらを利用してお客様の課題を解決するアイデアを考えることは楽しいですし、実際に構築して、「前より仕事が楽になったよ」とか「よくなったよ」というお言葉を頂いた時は大きな達成感があります。

お客様と一緒に社会を変えていく、あるいは世の中の役に立つサービスを提供することができることにやりがいを感じています。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

システム開発の仕事は、細やかな対応や地道な作業の積み重ねも多く、女性に向いていると思います。またチームで作業したり、お客様の真のニーズに耳を傾ける必要があるなど、女性のコミュニケーション能力を活かせる仕事でもあります。

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