第5節 メディア分野等における政策・方針決定過程への女性の参画拡大及びセクシュアルハラスメント対策の強化

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第5節 メディア分野等における政策・方針決定過程への女性の参画拡大及びセクシュアルハラスメント対策の強化

○ メディア分野における意見交換会を3回実施し、その中でメディア分野等における意思決定過程への女性の参画拡大に関する取組の好事例を共有・周知するとともに、性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究の調査結果や作成したチェックシート・事例集の紹介を行い、メディア分野においても性別による無意識の思い込みによる性別役割分担の解消に向けた取組を行うことの重要性について意見交換を行い、女性登用や意思決定過程への女性の参画拡大の促進となるよう啓発を行った。【内閣府(男女共同参画局)】

○ 改正された女性活躍推進法に基づき、一般事業主行動計画の策定義務等の対象が拡大する機を捉え、女性活躍推進法の適用がある事業主については、同法に基づく事業主行動計画の策定等の仕組みを活用した。また、女性の登用については、経営者層の自主的な取組が重要であることから、1意思決定過程への女性の参画拡大の取組、2女性の登用について、具体的な目標を設定した取組、3取材現場における女性活躍、政策方針決定過程への女性の参画拡大の取組について、メディア分野における意見交換会に参加の経営者団体等を通じて要請した。【内閣府(男女共同参画局)、厚生労働省】

○ メディア・行政間でのセクシュアルハラスメント事案の発生を受け、

  • 政府における取材環境についての意思疎通を図っている。
  • メディア分野の経営者団体等に対して、セクシュアルハラスメント防止や取材に関する政府の取組を周知するとともに、取材現場における女性活躍、メディア分野における政策・方針決定過程への女性の参画拡大などについての要請を行っている。【内閣府(男女共同参画局)、全府省】