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II 安全・安心な暮らしの実現
第5分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶
第1節 配偶者暴力
○女性の約4人に1人、男性の約5人に1人は、配偶者から暴力を受けたことがあり、女性の約10人に1人は何度も被害を受けている。
○相談者の年代は、30~40代で全体の約5割を占める。
○相談内容は、精神的DVに関するものが約6割を占める。
5-3図 配偶者からの被害経験のある者のうち誰かに相談した者の割合の推移
○令和2(2020)年度を見ると、女性の約4割、男性の約6割はどこ(だれ)にも相談していない。
○配偶者暴力相談支援センターの設置数は、年々増加。
○令和4(2022)年3月現在、全国に302か所(うち市町村が設置する施設は129か所)が設置されている。
○配偶者暴力相談支援センターへの相談件数は、年々増加。
○令和2(2020)年度の相談件数は、129,491件で過去最高。
○DV相談件数の推移を見ると、令和2(2020)年度の相談件数は、18万2,188件であり、令和元(2019)年度の約1.5倍。
○令和4(2022)年1月の相談件数は、1万4,416件。
5-7図 配偶者暴力等に関する保護命令事件の処理状況等の推移
○令和3(2021)年に終局した配偶者暴力等に関する保護命令事件(1,732件)のうち、保護命令が発令された件数は1,335件。
○そのうち被害者に関する保護命令のみ発令されたものは26.4%、被害者に関する保護命令と「子」への接近禁止命令が発令されたものは38.9%、被害者に関する保護命令と「子」と「親族等」への接近禁止命令が同時に発令されたものは22.5%。