本編 > 1 > I > 第4分野 科学技術・学術における男女共同参画の推進
第4分野 科学技術・学術における男女共同参画の推進
4-1図 大学(学部)及び大学院(修士課程、博士課程)学生に占める女子学生の割合(専攻分野別、令和3(2021)年度)
○女子学生の割合が高い分野は薬学・看護学等と人文科学。
○女子学生の割合が低い分野は工学と理学。
4-2図 大学等における専門分野別教員の女性の割合(令和元(2019)年度)
○職位が上がるほど女性教員の割合は低くなっていくが、助手時点では女性割合が高い。
○女性割合が比較的高いのは人文科学、保健、社会科学。女性割合が著しく低いのは工学、理学。
4-3図 大学の研究者の採用に占める女性の割合の推移(学部ごと)
○大学が採用する研究者の女性割合は、各分野において年々増加傾向にある。
○工学、理学における女性割合は依然として低い。
○女性研究者の数、割合ともに増加傾向にあるが、男性と比べて依然として低い。
○日本の研究者に占める女性割合は17.5%で、OECD諸国の中で群を抜いて低い。
○ラトビア、リトアニアでは、女性の研究者割合が50%前後である。
4-6図 専門分野別に見た大学等の研究本務者の男女別割合(令和3(2021)年)
○工学、理学分野における女性割合が著しく低い。
○女性の割合が過半数を超えるのは、保健(薬学・その他)のみで、他の分野における女性割合はいずれも過半数を下回り低い状況にある。
○女性割合の低い理学・工学における女性研究者の数は他分野よりも多い。
○各分野において、女性研究者の数は半数を大きく下回る。
○自然科学系、工学系における女性割合について、日本はOECD諸国で最下位。
○自然科学系においては女性割合が半数を超える国も多い。
○なお、日本においてはICT系はすべての分野に関わりがあるため「ICT(情報通信技術)」という分類を設けていない。