「共同参画」2020年1月号

共同参画情報部 News

News 1 < 文部科学省 > 2019年度「学校における男女共同参画研修」実施

国立女性教育会館(NWEC)では11月21日〜22日の2日間、教育委員会や教職員研修センターの職員、初等中等教育諸学校等の管理職・教職員等を対象とした標題の研修を実施。男女共同参画の基本理念を整理するとともに、学校現場や家庭及び教職員自身が直面する現代的課題を男女共同参画の視点から捉えて理解を深めることを目的とし、全国から55名の参加を得ました。

「隠れたカリキュラム」等の学校現場にみられるジェンダー課題を学ぶ講義や、多様性を認め合えるワーク型授業の参観をはじめとする多くのプログラムを実施し、参加者からは、「男女共同参画の視点が多様性の中に潜む一つ一つの課題に有用であることに気付いた」等の感想がありました。

なおNWECでは、本研修と関連する内容の講義動画「学校をもっと男女共同参画に〜男女平等に教えるには〜」(講師:村松泰子氏)を作成し、YouTube内のNWEC動画サイト「NWEC CHANNEL」で公開しています。


詳しくは、こちらをご覧ください。


【HP】 https://www.nwec.jp/event/training/g_kyoin2019.html

News 2 < 文部科学省 > 2019年度課題別研修「アセアン諸国における人身取引対策協力促進」実施

国立女性教育会館(NWEC)では10月23日から11月8日まで、国際協力機構(JICA)からの委託を受け「アセアン諸国における人身取引対策協力促進」を実施しました。今年度はカンボジア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナムの6か国12名の行政及び民間の人身取引対策に携わる担当者が参加。研修は、視察や講義、参加者同士の討議を交えてすすみ、最終日には、人身取引撲滅に向けた当事者の視点に立った被害者保護と、アセアン地域における協力関係の促進を図っていくためのアクションプランを各国の研修員が発表しました。

研修を終えて、研修員からは「担当者レベルのネットワークや情報共有ができた」「今回の研修を契機に、参加者と協力して新しい調査プロジェクトを立ち上げる予定」「日本で多くの民間団体が在住外国人や支援者に幅広い支援を行っていることを理解した」等、参加国間の話し合いや日本での講義や視察を通じてアセアン諸国の人身取引の取組について理解を深めたというフィードバックがありました。

詳しくは、こちらをご覧ください。


【HP】 https://www.nwec.jp/global/cooperation/ecdat60000005tne.html

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