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男女共同参画センターだより
ぐんま男女共同参画センター（愛称「とらいあんぐるん」）
ぐんま男女共同参画センター（愛称「とらいあんぐるん」）は、男女共同参画社会づくりに向けた事業や活動を推進するための拠点施設として、平成21年に開設。「とらいあんぐる」（三角形）には、県民と団体（職場・学校・地域など）と行政の三者の協力・協調により男女共同参画社会を目指すという思いが込められています。
男女共同参画に関する普及啓発や人材育成のための各種講座を実施するとともに、情報提供や女性相談、団体の活動支援や施設貸出等を行っています。
地元大学や企業、女子高校と連携して実施する「女子高校生理工系チャレンジ支援セミナー」は、「企業見学」「保護者向け講演会」「（大学教授による）講義と実験」の三本立て。参加前後で女子高校生の理系進学に対する意識の変化があり、対象は少人数ながらも手応えがあります。
また、H28年度からは「男女両方の視点を活かした防災」に関する講座と「LGBT等性的少数者」に関する講座も実施。こちらも受講前後で参加者の考え方が変化し、効果の高い講座です。
男性のワークライフバランス（育児・家事参画）講座としては、父と子で参加する「ミニ講演会とバルーンアート教室」を実施。「父親向けミニ講演会」（その間、子どもには別室で絵本の読み聞かせ）で男性の働き方を見直してもらった後、父子でバルーンアート作りに挑戦します。
なお、地域に出向いて実施する講座数を、各市の男女共同参画担当課の協力を得ることで、昨年度までの1回から今年度は4回に増やしました。センター近辺以外の県民にもより多く参加してもらうことを通じて、男女共同参画の機運が、仕事面での女性の活躍推進のみでなく、草の根レベル・生活レベルにおいても県内全体で高まることを願っています。
今後も関係機関と連携しながら、社会状況の変化を踏まえた事業を実施し、男女共同参画社会づくりの推進に努めていきます。
「とらいあんぐるん」外観
「バルーンアート教室」風景