「共同参画」2017年5月号

共同参画情報部 News

News 1 < 内閣府 > いわゆるアダルトビデオ出演強要・「JKビジネス」問題等に関する対応について

4月は、進学、就職等に伴い若者の生活環境が大きく変わる時期であり、例えば、モデルやアイドルのスカウト、アルバイトなどをきっかけにして、若い女性が性的な被害に遭うといったリスクが高まることも予想されます。

このため政府では、平成29年4月を『AV出演強要・「JKビジネス」等被害防止月間』と位置付け、関係府省が相互に連携しつつ、一体となって、スカウト行為に対する指導・警告等の取締り等の強化、被害防止のための啓発サイトの開設や街頭キャンペーンの実施などの教育・啓発の強化、相談窓口の周知など、必要な取組を緊急かつ集中的に実施する「緊急対策」を、本年3月31日に関係府省対策会議(本年3月設置)で取りまとめました。

詳しくはホームページを御覧ください。
http://www.gender.go.jp/kaigi/sonota/avjkkaigi.html

関係府省対策会議の様子

News 2 < 内閣府 > 男女共同参画会議議員の任命

平成29年3月22日付けで以下の12名の方が男女共同参画会議議員に任命されました(50音順、敬称略)。

  •  家本賢太郎 株式会社クララオンライン代表取締役社長
  •  柿沼トミ子 全国地域婦人団体連絡協議会会長
  • *小西 聖子 武蔵野大学人間科学部長
  • *佐々木則夫 十文字学園女子大学副学長
  •  佐藤 博樹 中央大学大学院戦略経営研究科教授
  • *志賀 俊之 日産自動車株式会社取締役副会長
  •  たか橋 史朗 明星大学特別教授
  •  つじ村みよ子 明治大学法科大学院教授
  •  林  文子 横浜市長
  • *松田 美幸 福岡県男女共同参画センターあすばる館長
  • *室伏きみ子 お茶の水女子大学長
  • *芳野 友子 日本労働組合総連合会副会長
  • *は新任

News 3 < 内閣府 > 平成29年度「男女共同参画週間」キャッチフレーズを決定しました

平成29年度は「女性も男性も、自らの意思により個性と能力を発揮して活躍できる職場を作るためのキャッチフレーズ」を募集し、応募総数3,050点の中から、厳正な審査の結果、「男で○(まる)、女で○(まる)、共同作業で◎(にじゅうまる)。」(埼玉県、土橋義広さん)に決定しました。

※男女共同参画週間やキャッチフレーズに関する詳細につきましては、以下のサイトをご覧ください。
http://www.gender.go.jp/public/week/index.html

News 4 < 国立女性教育会館(NWEC) > 『NWEC実践研究』第7号刊行

今号は「女性の初期キャリア」をテーマに取り上げ、大学や独立行政法人、男女共同参画センターの具体的な事例を論文として掲載しています。

また、NWECが平成27年度から実施している「男女の初期キャリア形成と活躍推進に関する調査」の中間報告や女子大学生を対象とする女子大学生キャリア形成セミナー、情報事業における女性関連施設や大学等との連携事業の報告も併せて掲載しています。詳しくは、ホームページをご覧ください。
https://www.nwec.jp/about/publish/journal.html

『NWEC実践研究』第7号

News 5 < 国立女性教育会館(NWEC) > 『地域連携による女性活躍推進の実践──持続可能な地域作りに活かす行政と民間のつながり』刊行

持続可能な社会を維持していくための重要な政策課題である女性の活躍推進の取組について、地域における様々な機関や分野の連携に着目し、現状や課題、地方公共団体や男女共同参画センター等の具体的な実践事例をまとめました。

官民のネットワークによる働く場の改革、女性の就労・再就労、起業、農業・漁業、大学生、防災など、多様なテーマについて取り上げ、最近の動向や効果的かつ効率的な展開のポイント、きめ細かな支援のプロセスや連携の工夫等を紹介しています。「組織内や他機関と連携・協働することの意義や方法を知りたい」「男女共同参画推進に向けての留意点は何か」といった疑問に対して、実践に即した具体的な答えを得ることができるものとなっています。

地域において女性活躍推進や地方創生、まちづくり等の事業を進めていく上でぜひ活用ください。

詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.nwec.jp/about/publish/index.html

『地域連携による女性活躍推進の実践──持続可能な地域作りに活かす行政と民間のつながり』

News 6 < 国立女性教育会館(NWEC) > 『男女の初期キャリア形成と活躍推進に関する調査』報告書刊行

生涯を見据えた早期からのキャリア形成支援を、男女共同参画の視点に立って行うための方策を探ることを目的に、平成27年度から実施している「男女の初期キャリア形成と活躍推進に関する調査研究」の報告書を刊行しました。

新規学卒者が直面する職場環境や人的資源投資は、その後のキャリア形成に大きく影響します。特に女性のキャリア意識を高めるためには、出産・育児による制約を受ける前の20代に、成長と経験を先取りさせる必要があると指摘されています。

そこでNWECでは、初期キャリア期の男女の「キャリア意識の変化」と「変化をもたらす要因」について検証するため、平成27年に民間企業の正規職についた男女を、5年間追跡するパネル調査を開始しました。本報告書は、平成27年10月に実施した第一回調査、平成28年10月に実施した第二回調査の結果を男女別に集計し、男女のキャリア意識を比較したものです。

詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.nwec.jp/research/carrier/2016.html

『男女の初期キャリア形成と活躍推進に関する調査』報告書

内閣府男女共同参画局 Gender Equality Bureau Cabinet Office〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
電話番号 03-5253-2111(大代表)
法人番号:2000012010019