巻頭言
家事育児(Life)や地域活動(Social)などを、男性(夫)は積極的にやったほうがいいと思う。理由は3つ。
1つ目は、LifeやSocialを通じて、視野や人脈が広がり、柔軟性や段取り力が向上することで、「仕事(Work)の能力や成果」が高まるからだ。仕事と私生活は対立構造ではなくシナジーな関係。
2つ目は、LifeやSocialによって、幸せ度が抜群に高まり、「強く豊かな」人生を送れるようになるからだ。1本柱や2本柱の建物は倒壊しやすい。Work、Life、Socialという3本柱になってはじめて、強さと豊かさが増すのである。
3つ目は、妻にとってもプラスとなり、夫婦が文字通り「パートナー」としての共同生活を送れるようになるからだ。「男は仕事、女は家庭」という性別役割分担によって、人生を犠牲にした女性や大黒柱のプレッシャーに苦しめられてきた男性は少なくない。
男性は是非、しごと(Work)、自分ごと(Life)、社会ごと(Social)の3本柱な生活を送ってほしい。自分のため、妻のため、社会のため、そして子ども達のために。
NPO法人コヂカラ・ニッポン 代表、
NPO法人ファザーリング・ジャパン理事
川島 高之
主な予定
1月12日~2月28日 | 「男女共同参画週間」キャッチフレーズ募集 |
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1月19日 | ダイバーシティ・マネジメントセミナー(東京都千代田区) |
1月25日 | パートタイム労働者が活躍できる職場づくりシンポジウム(東京都新宿区) |
1月26日 |
「企業×女性起業家のマッチングイベント ビジネスにも運命の赤い糸ってあるんです ─WEPs(女性のエンパワーメント原則)の実現に向けて─」(東京都中央区) |
1月30日 | 女性のための公務研究セミナー(京都大学) |
2月3日 | ダイバーシティ・マネジメントセミナー(大阪府大阪市) |
2月7日 | 自治体・企業・NPOによる「子育て支援連携事業」全国会議(東京都千代田区) |
2月10日 | 女性のための公務研究セミナー(お茶の水女子大学) |