「共同参画」2016年7月号

「共同参画」2016年7月号

男女共同参画センターだより

宮崎県男女共同参画センター
指定管理者:特定非営利活動法人みやざき男女共同参画推進機構

男女共同参画の啓発と推進の拠点施設としての役割を果たすために事業方針を立て、年度ごとに事業の重点テーマを決め、そのテーマに沿った事業運営を行っています。

事業方針

(1)学習と実践の循環の拠点としての機能を果たす

男女共同参画の学びは地域や職場・家庭での実践につながり、実践することにより新たな課題が発見されます。その課題を解決するためにセンターを『学習と実践の循環の拠点』と位置づけ、県民一人ひとりのエンパワメントや、人材育成と男女共同参画の視点を活かした地域課題解決に取り組んでいます。

(2)人権を基盤としたエンパワメント・アプローチ事業

「一人ひとりの人権の尊重」が県民一人ひとりの意識に浸透し、行動に結びつくことで性別に関わりなく、だれもが多様な生き方を自らの意思で選択し、個性や能力を発揮することができる社会の実現を目指して事業展開を行っています。

(3)多様な主体との協働・連携

多様な機関とのネットワークづくりを積極的に行っています。また、県や市町村に対しても情報提供などを切れ目なく行い、県民の多様なニーズに応えるセンターとして、職員の資質向上にも取り組んでいます。

(4)施設の平等利用の促進

センターにはさまざまな困難を抱える方の利用もあることから、社会的包摂の理念のもとに、誰でも気軽に安心して利用することのできる施設を目指しています。

(5)事業の5本の柱

情報提供事業・啓発事業・相談事業・交流事業・女性のネットワーク構築事業を柱に県民のニーズや課題解決に役立つ事業に取り組んでいます。

男女共同参画社会づくりは今まだ道半ばですが、男女共同参画の理念を正しく伝えることをセンターのミッションとして、運営を行っていきます。


【学習と実践の循環イメージ図】