「共同参画」2016年5月号

「共同参画」2016年5月号

共同参画情報部 News

News 1 < 内閣府 > 平成28年度「男女共同参画週間」キャッチフレーズを決定しました

平成28年度は「旧来の労働慣行や意識を変え、女性も男性も多様な暮らしや働き方が可能な社会を作るためのキャッチフレーズ」を募集し、応募総数3,299点の中から、厳正な審査の結果、「意識をカイカク。男女でサンカク。社会をヘンカク。」(東京都、時田心太郎さん)に決定しました。

※男女共同参画週間やキャッチフレーズに関する詳細につきましては、以下のサイトをご覧ください。
http://www.gender.go.jp/public/week/index.html

News 2 < 内閣府 > 「Let’s さんかくアプリ」の配信を開始!

スマートフォン用アプリ「Let’s さんかくアプリ~男性の家事・育児に向けて~」は、男性に家事・育児等を身近に感じていただくための男性向け支援ツールです。

自身が取り組む内容をリスト化して実績を記録できる「Doさんかく!」や家事・育児等に関連する豆知識が出題される「クイズ」などの機能があります。「仕事と生活の調和ポータルサイト」からダウンロードが可能です。ぜひご利用ください。

http://www.gender.go.jp/policy/sokushin/ouen/home/menshousework/lets_sankaku.html

アプリ写真

News 3 < 気象庁(内閣府共催) > 「いまこそ知りたい私たちに必要なソナエ」開催報告

平成28年2月14日(日)に、気象庁との共催で防災・体験イベント「いまこそ知りたい私たちに必要なソナエ」を大田区産業プラザPiOにて開催しました。当日は、多くの企業や団体がブースを出展するとともに、災害対策に役立つワークショップやトークショーを行い、家族連れの方を中心に多くの方々にご来場いただきました。男女共同参画局は、「防災におけるリーダーシップ」~東日本大震災から学ぶ~と題したトークショーを行い、災害救急看護のエキスパートである東京医療保健大学准教授の石井美恵子さんと、地域の女性防災リーダーとして、仙台市地域防災リーダーの菅野澄枝さんからそれぞれ、東日本大震災での経験や震災から得た教訓等について、男女共同参画の視点を交えてお話いただき、多くの方々の関心を集めました。

イベント写真

News 4 < 内閣府 > 女性参政権行使70年

今年は、我が国において、女性が初めて参政権を行使してから70年の節目の年です。70年前の昭和21年4月10日、戦後初めての衆議院議員総選挙が行われ、約1,380万人の女性が初めて投票し、39名の女性国会議員が誕生しました。

この記念すべき日に寄せて、内閣府のホームページ上で特集ページを開設しましたので、ぜひご覧ください。

女性参政権70年特集ページ
http://www.gender.go.jp/policy/sanseiken70/index.html

News 5 < 内閣府 > 政治分野における女性の活躍促進に向けた政党への要請

昨年12月に第4次男女共同参画基本計画が閣議決定されました。

同計画では、衆議院議員及び参議院議員の候補者に占める女性の割合を2020年までに30%とする目標を、政府が政党に働きかける際に示す努力目標として掲げています。

また、4月1日には、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」が完全施行され、民間企業等に対し、女性の活躍に関する現状の把握・分析、これらを踏まえた数値目標の設定や人材育成等の取組を含めた行動計画の策定・情報開示が義務付けられました。

これらを踏まえ、加藤内閣府特命担当大臣(男女共同参画)から各政党の幹事長等に対して、党員・役員に占める女性割合や、衆議院議員及び参議院議員の選挙における女性候補者の割合、地方公共団体の議会の選挙における女性候補者の割合が高まるよう、女性候補者等における数値目標の設定や女性議員が活躍しやすい環境の整備等、ポジティブ・アクションの導入について政党の自主的な取組の検討を進めていただくように要請を行いました。

加藤大臣の要請

News 6 < 内閣府 > 女性の政治参画マップ2016の公表

昨年に引き続き、政治分野における女性の参画状況について、全国の状況を地図上で一覧することができる「女性の政治参画マップ」の2016年版を公表しました。

第4次男女共同参画基本計画では、国や地方の政治分野における女性の参画状況等について調査し、国民に分かりやすい形で提示する「見える化」を推進することとしています。

詳細はホームページをご覧ください。
http://www.gender.go.jp/policy/mieruka/government.html

News 7 < 国立女性教育会館 > 『地域における女性の活躍推進 実践ガイドブック』刊行

平成27年度「女性関連施設に関する調査研究」の一環として、『地域における女性の活躍推進 実践ガイドブック─地方公共団体や男女共同参画センターの新たな連携と役割』を刊行しました。

持続可能な社会を築いていくための重要な政策課題である「女性の活躍推進」は、多様な分野にわたっており、効果的に取組を進めていくためには、産業・経済、労働などの分野を含む新たな連携体制を構築することが欠かせなくなっています。本ガイドブックでは、この「連携」に着目し、女性活躍推進にかかわる政策の動向、地方公共団体や男女共同参画センターなどが担うべき役割、効果的な取組を支える連携の方法などについてまとめました。また、地域経済の活性化、起業、再就職、若者、地域団体、農業・漁業など、様々な分野や対象について、ヒアリング調査をもとにした豊富な実践事例も掲載しています。ぜひ広くご活用ください。

詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.nwec.jp/jp/publish/report/page58.html

ガイドブック表紙

News 8 < 国立女性教育会館 > 『男女の初期キャリア形成と活躍推進に関する調査』報告書刊行

生涯を見据えた早期からのキャリア形成支援を、男女共同参画の視点に立って行うための方策を探ることを目的に、平成26年度から実施している「若年男女のキャリア形成に関する意識及び支援に関する調査研究」の一環として報告書を刊行しました。

新規学卒者が直面する職場環境や組織による人的資源投資は、その後のキャリア形成に大きく影響します。特に女性のキャリア意識を高めるためには、出産・育児による制約を受ける前(20代)に、成長と経験を先取りさせる必要があると指摘されています。

そこで、「初期キャリア期」男女の「キャリア意識の変化」と「変化をもたらす要因」について検証するため、平成27年に民間企業の正規職についた男女を、5年間追跡するパネル調査を開始しました。本報告書は、平成27年10月に実施した第一回調査の結果を男女別に集計し、入社1年目の男女のキャリア意識を比較したものです。

詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.nwec.jp/jp/publish/report/page59.html

報告書表紙