「共同参画」2015年 12月号

「共同参画」2015年 12月号

共同参画情報部 News

News 1 < 内閣府 > 「キーパーソンセミナー」の開催報告

11月5日・6日に、男性の意識改革や働き方を見直し、家事・育児等への参画を促すキーパーソンを育成する目的で「キーパーソンセミナー」を開催しました。

萩原なつ子氏(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)より、長時間労働等のデータやワーク・ライフ・バランス(以下WLB)の事例について講義いただいた後、古瀬正也氏(古瀬ワークショップデザイン事務所代表)にファシリテーターを務めていただき、参加者全員で、職場におけるWLBの課題を共有し、「明日から職場等でできるWLB」のアイデアを検討しました。

News 2 < 内閣府 > 「男性にとっての男女共同参画シンポジウム」の開催報告

11月7日に「男性にとっての男女共同参画シンポジウム」を開催しました。

「男性が働き方の見直しを進め、楽しく家事・育児に参画していくことをテーマに、佐藤士文氏(NPO法人全日本育児普及協会理事)に講師として登壇いただき、最初にベビーサルサ(ダンス)を全員で習った後、「父親育児を楽しむコツ」「夫婦のパートナーシップ」について講演いただきました。

講演の様子


News 3 < 国立女性教育会館(NWEC/ヌエック) > 企業を成長に導く女性活躍促進セミナー報告

10月15日(木)~16日(金)に、企業組織内の女性活躍促進推進者、管理職、リーダー等、全国から約100名の参加を得て実施しました。一橋大学大学院川口大司教授の講演では、労働経済学の視点から、社会全体で取り組まなくてはならないことなどの解説がありました。厚生労働省からの「女性活躍推進法」の説明の後、パネルディスカッションでは、日本生命、日立ソリューションズ、大塚製薬の3社からの各パネリストが、「女性活躍推進に“本気”で取り組む」をキーワードにそれぞれの取組の話があり、どの社からも、女性活躍を経営戦略として取り組むこと、トップからのメッセージの重要性、ダイバーシティの視点からこそ改革が生まれることなどが紹介されました。その他、「アクションラーニング」を用いたグループワークでは課題の共有と解決に迫り、情報交流会では業種を超えたネットワークの構築と情報交換が進められました。今回は企業以外の参加もあり、今まで以上に熱気溢れるセミナーとなりました。

詳しくはホームページをご覧ください。

http://www.nwec.jp/jp/program/invite/2015/page05s.html

セミナーの様子


News 4 < 国立女性教育会館(NWEC/ヌエック) > アジア太平洋地域における男女共同参画推進官・リーダーセミナー実施報告

9月28日(月)~10月2日(金)に「女性の起業と経済的エンパワーメント」をテーマとして実施。カンボジア、インド、フィリピン、ミャンマー、ベトナムから国内本部機構やNGOに勤務する女性リーダー10名が参加しました。研修生は、経済産業省や男女共同参画センター横浜、昭和女子大学等を訪問し、日本における女性の起業支援について学ぶとともに女性起業家と意見交換を行いました。

http://www.nwec.jp/jp/program/invite/2015/page12.html

News 5 < 国立女性教育会館(NWEC/ヌエック) > アセアン地域の人身取引対策協力促進セミナー

10月19日(月)~30日(金)に国際協力機構(JICA)からの委託事業として実施。カンボジア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスから人身取引対策に携わる行政関係者14名が来日し、日本の人身取引や女性に対する暴力への対策や取組を学びました。参加国相互の実態や課題について理解を深めるとともに、関係機関の担当者を交えた意見交換と成果発表会も開催しました。

詳しくはホームページをご覧ください。

http://www.nwec.jp/jp/news/2015/page17.html