「共同参画」2014年 11月号

「共同参画」2014年 11月号

男女共同参画センターだより

熊本市男女共同参画センターはあもにい
はあもにい管理運営共同企業体

当センターは、平成2年に「総合婦人会館・カルチャーセンター」として開設。平成22年に現在の名称になり、平成24年からは、指定管理者制度の導入により民間3社による共同企業体が管理運営を行っています。

センターには、メインホール(372名定員)、多目的ホール(200名定員)の他、研修室や食のアトリエ、情報資料室などがあり、昨年度は13万人を超える方々にご利用いただきました。また、総合相談室では、女性・男性から様々な相談を受けており、専門相談では法律・心理相談を開催しています。

主催事業では、男女共同参画の啓発、ワークライフバランスの推進、これからの男性の生き方、女性に対する暴力防止、就労支援、キャリアアップやコミュニケーションスキルアップなど能力開発、子育てと仕事の両立支援に関する様々な講座を開催。市民団体や大学との連携を深め、協働での事業も実施しています。

また、政策や方針決定の場に参画する女性の発掘、育成およびネットワークの構築を目的とした「はあもにいウィメンズカレッジ」を開講し、女性の活躍推進、エンパワーメントに力をいれています。3月8日の国際女性デーに開催する「ミモザフェスティバル」にも今年度の受講生が企画に参加します。

さらに、内閣府の「地域における女性活躍推進モデル事業助成金」を活用し、女子学生が熊本で活躍するロールモデルとなる女性を取材し、冊子にする事業を展開。次世代リーダーの育成にも取り組んでいます。

その他、地域で利用される施設をめざし、企業、大学、高校への出前講座を積極的に働きかけるとともに、館内では、小学生と保護者を対象に、男女共同参画講座とバックステージツアーを組み合わせた「はあもにい探検隊」を実施。地域との連携を深める事業を実施しています。

テレワークにも注目し、館内に体験・実践できるコワーキングスペースを設置するほか、関連の講座を開催し、啓発、普及に取り組んでいます。


はあもにい探険隊の“授業”の様子
はあもにい探険隊の“授業”の様子