「共同参画」2014年 8月号

「共同参画」2014年 8月号

男女共同参画センターだより

千葉市男女共同参画センター
公益財団法人千葉市文化振興財団

千葉市男女共同参画センターは、男女共同参画社会形成を促進するための千葉市の拠点施設として、平成11年に開館しました。おかげさまで本年、15周年を迎えます。

当センターは5つの機能を持ち、男女共同参画に関する講座を実施する研修学習事業、男女共同参画に関する市民の意識調査等を行う調査研究事業、男女共同参画社会実現に向けて学習・活動している団体・グループを支援する交流啓発事業、男女共同参画に関する図書や資料を収集し、市民に提供する情報収集提供事業、女性・男性の心や体の悩みについて専門相談を行う相談事業を実施しています。

また、講演会・シンポジウム・各種発表会などに利用できるイベントホール(定員200名)をはじめ、フィットネスルーム、和室、料理実習室、創作室、スタジオ、研修室などがあり、年間の来館者はおよそ10万人に上ります。

今年度は、6月22日・29日に「男女共同参画で地域における防災力を高めよう」をテーマに、『防災講座&ワークショップ』(写真)を開催しました。東日本大震災を含む、過去の災害対応における経験を基に、男女共同参画の視点から必要な対策・対応について学び、平時から男女共同参画、地域づくりの重要さを考えていただく機会となるよう企画いたしました。

このほか研修学習事業では、イクメン講座、アサーティブトレーニング、ファシリテーター養成講座、女性の再就職支援や起業準備講座等を実施してまいります。

近年は、市内の高校・大学へのアウトリーチとしてデートDV予防啓発講座などに力を入れるほか、中学生向けの「デートDV予防プログラム」作成にも取り組んでいます。

15年を経て、若者や新規の利用者に足を運んでもらうこと、家庭、地域、職場など、身近な場面での男女共同参画を広げていくことがこれからの課題です。


[防災講座&ワークショップ]受講風景1

[防災講座&ワークショップ]受講風景2
[防災講座&ワークショップ]受講風景