「共同参画」2014年 7月号

「共同参画」2014年 7月号

共同参画情報部 News

News 1 < 内閣府 > 資本市場における女性の活躍状況の「見える化」促進に関する調査報告書の公表

6月12日に平成25年度「資本市場における女性の活躍状況の「見える化」促進に関する調査」報告書を公表しました。

上場企業が作成する「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」における役員、管理職登用を始めとする「女性活躍状況」の開示状況や好事例、諸外国における情報開示制度等について取りまとめました。詳細は、HPをご覧ください。

http://www.gender.go.jp/policy/mieruka/company/25mierukachosa.html


News 2 < 国立女性教育会館(NWEC) > 「女性関連施設・地方公共団体・団体リーダーのための男女共同参画推進研修」実施報告

5月21日(水)〜23日(金)に「女性活躍の推進と男女共同参画」をテーマに標記研修を開催し、女性関連施設の管理職、地方公共団体の男女共同参画推進責任者、地域で男女共同参画を推進する団体のリーダー等、全国から138名が参加しました。関係省庁(内閣府、文部科学省、厚生労働省)の施策説明、岩田喜美枝 21世紀職業財団会長の講演、竹信三恵子 和光大学教授の講義等から、女性活躍推進に向けた最新の施策や取り組むべき課題などについて理解を深めることができました。

また、コース別分科会では、女性関連施設等における就業支援の新たな展開、庁内連携、地域課題解決に向けた事業展開・人材育成等、全国からの報告を基にグループ討議を行いました。加えて、情報交換会等により、参加者相互のネットワークづくりも図りました。参加者からは、「成長戦略の中の女性活躍推進を多面的に考えながら、今後の事業運営を考えたい」「豊富なデータを基に日本の現状を把握することができた」「同じ立場の参加者と意見を交わし、今後の業務への意欲が高まった」等の感想が寄せられました。

竹信氏の講義
竹信氏の講義


News 3 < 国立女性教育会館(NWEC) > 国立女性教育会館リポジトリ公開

女性教育情報センターでは、平成26年4月1日より、国立女性教育会館で生み出された研究成果等を永続的に蓄積・保存し、インターネットを通してどなたでも無料でアクセスできるデータベースである、国立女性教育会館リポジトリを公開しました。「NWEC実践研究」等の記事にアクセスできる他、NWECが所蔵し電子化した「日本女性ミニコミ誌」も多数掲載しており、散逸の危機にあるミニコミ誌の保存と公開にも大きな役割を果たしています。詳しくはhttps://nwec.repo.nii.ac.jp/をご覧ください。


News 4 < 厚生労働省 > 次世代育成支援対策推進法が10年間延長され、新たな認定制度が創設されます


*くるみんマーク
*くるみんマーク

次世代育成支援対策の推進・強化を図るため、次世代育成支援対策推進法の改正を行いました。主な改正内容は、次の2点です。

(1)法律の有効期限の延長(公布日(平成26年4月23日)施行)

法律の有効期限が平成37年3月31日まで10年間延長されます。

(2)新たな認定制度の創設(平成27年4月1日施行)

くるみん認定を受けた事業主のうち、特に次世代育成支援対策の実施の状況が優良なものについて、1.厚生労働大臣による新たな認定(特例認定)制度が創設され、2.特例認定を受けた場合、一般事業主行動計画の策定・届出義務に代えて、当該次世代育成支援対策の実施状況の公表を義務づける仕組みが創設されます。

なお、特例認定基準等については、今後検討されることとなっています。

子育て支援に積極的に取り組む企業を示すマーク。

【報道発表資料】http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000044113.html

【詳しくは、お近くの都道府県労働局雇用均等室へ】http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/roudoukyoku/