「共同参画」2014年 5月号

「共同参画」2014年 5月号

共同参画情報部 News

News 1 < 内閣府 > 平成26年度「男女共同参画週間」キャッチフレーズを決定しました

男女共同参画推進本部では、毎年6月23日から29日まで、男女共同参画週間を実施しています。

内閣府では、この週間の趣旨を伝えるキャッチフレーズとして、平成26年度は「男性が、企業人としても家庭人としても豊かな生活をおくるために、長時間労働を減らして、女性と共に家事・育児・介護・地域活動に関わりたくなるようなキャッチフレーズ」を募集し、応募総数3,651点の中から、厳正な審査の結果、最優秀作品及び優秀作品(2点)を決定しました。

  • (1)最優秀作品 「家事場のパパヂカラ」
    (山口県、野田学園平 成25年度 4年C組の皆さん)
  • (2)優秀作品(2点)
    「今年は、パパが育休」(東京都、丸山晶子さん)
    「家を楽しみ、職を楽しむ。」(愛知県 池野朱実さん)

※最優秀作品は、男女共同参画週間のポスターの他、男女共同参画局サイトや全国各地での関連行事の広報活動等で使用します。男女共同参画週間やキャッチフレーズに関する詳細につきましては、以下のサイトをご覧ください。

http://www.gender.go.jp/public/week/index.html


News 2 < 内閣府 >  男女共同参画宣言都市奨励事業(金沢市)開催報告

3月8日(土)、石川県金沢市において、内閣府との共催で男女共同参画宣言都市奨励事業「金沢市男女共同参画都市宣言記念式典」が開催されました。

オープニングは、中学生の作文「働く自由」の朗読、ジュニアジャズオーケストラJAZZ-21の力強い演奏から始まりました。式典では、参加者全員による男女共同参画都市宣言文の群読が行われ、市・市民・事業者が協働し、男女共同参画社会推進に取り組むことを誓いました。また、内閣府からは男女共同参画の現状と取り組みの報告が行われました。

続いて、金沢市女性活躍促進事業「なでしこプロジェクト」について、参加企業の取り組みや今後の課題などの成果発表が行われ、記念講演では渥美由喜氏(東レ経営研究所)が「中小企業の経営戦略としての女性活躍〜金沢の未来は女性がつくる〜」と題し、「働く女性に向けた支援は女性のためだけでなく男性にとってもプラスになることが多い、目先の業績だけでなく経営戦略としてのダイバーシティマネジメントやワークライフバランスが不可欠であり、このことに気づけるかどうかが企業にとっての大きな分岐点となる」と、熱く語りました。

金沢市男女共同参画都市宣言記念式典の様子


News 3 < 内閣府 >  東日本大震災被災地における女性の悩み・暴力相談事業を継続実施します。

内閣府男女共同参画局においては、東日本大震災による女性の様々な不安や悩み、女性に対する暴力に関する相談事業を、平成23年5月10日から岩手県において、同年9月1日から宮城県において、さらに平成24年2月11日からは福島県を含めた3県において、全国のNPOや男女共同参画センターなどの相談員を派遣し、実施しています。

相談される方の気持ちに寄り添いながら話を聞き、その抱える不安や悩みを整理し、必要に応じて支援の窓口を紹介することにより、これまで一人で悩みを抱えていた女性を、一人でも多く、必要な相談、支援につなげることを目的としています。

発災から約3年が経過した現在においても、依然として女性が悩みを抱える状況が見られ、その相談内容もより複雑化してきていることから、平成26年度も引き続き、地方公共団体や民間団体等と協働し、女性の悩み・暴力相談事業を岩手県、宮城県、及び福島県の3県で実施します。

  • ※相談は、被災の有無を問わず、どなたからでも受け付けます。
  • ※秘密は厳守しますし、匿名でご相談いただけます。
  • 詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
    http://www.gender.go.jp/policy/saigai/bo-soudan_H26.html

News 4 < 国立女性教育会館(NWEC) >  「NWEC実践研究」第4号刊行

「NWEC実践研究」第4号(テーマ:女性リーダー)を刊行しました。

国立女性教育会館では「職業キャリア」と「社会活動キャリア」を構成要素とする「複合キャリア」という概念から、女性の生涯にわたるキャリア形成にアプローチしてきました。

第4号では、「女性リーダー」をテーマに取り上げ、企業やNPO法人、団体における女性リーダーの具体的な事例を論文として掲載しています。

また、これまでの会館の取組や現在実施している基幹的指導者を対象とするリーダー研修やその他事業の報告も併せて掲載しています。これからも事業の大きな柱として充実したプログラムを展開していきたいと考えております。

詳細はHPをご覧ください。http://www.nwec.jp

「NWEC実践研究」第4号


News 5 < 国立女性教育会館(NWEC) >  「女性関連施設の情報事業に関する調査報告・事例集」刊行

平成25年度「女性関連施設に関する調査研究」の一環として、上記報告書を刊行しました。女性関連施設の基本的な機能のひとつとして、情報事業に関する取組に焦点をあて、調査研究を実施しました。

図書・雑誌・視聴覚資料・新聞クリッピング等の図書資料の提供、ブログやSNS(フェイスブック・ツイッター等)等を使ったインターネットでの情報提供、そして広報誌の3つに焦点をあて、現状や工夫している点などについて質問紙調査を行いまとめました。

さらに12施設にヒアリング調査を行い、新たな取組、困難と工夫、課題と今後に向けた展望等をまとめました。

地域の男女共同参画拠点として、女性関連施設の情報事業の企画・実施に、本報告書をぜひご活用ください。

詳細はHPをご覧ください。http://www.nwec.jp

「女性関連施設の情報事業に関する調査報告・事例集」


News 6 < 国立女性教育会館(NWEC) >  「男女共同参画の視点に立った若者のキャリア形成支援ハンドブック」刊行

平成25年度「男女共同参画の視点に立った若者のキャリア形成支援に関する調査研究」の一環として、上記報告書を刊行しました。自治体の男女共同参画担当部局や女性/男女共同参画センター等、地域において男女共同参画を推進する機関や団体等が、男女共同参画の視点に立った若者のキャリア形成支援に関する取組を企画・実施する際に活用していただけるよう作成した指導者・支援者向け教材です。

このハンドブックでは、若者を対象とした取組を男女共同参画の推進拠点が行う意義や、若者の生きづらさの実態と自立支援、大学生のキャリア形成支援と連携の可能性について整理、考察するとともに、参考資料として、男女共同参画や若者にかかわる現状を示す統計データを掲載しています。

また、ヒアリング調査に基づいてまとめた自治体及び女性/男女共同参画センターにおける14の取組事例について、(1)学生、(2)社会人、(3)様々な生活上の困難に直面する人の3つの対象に分け、取組の工夫等を示しています。

詳細はHPをご覧ください。http://www.nwec.jp

「男女共同参画の視点に立った若者のキャリア形成支援ハンドブック」


News 7 < 国立女性教育会館(NWEC) >  「男女共同参画の視点に立った外国人女性の困難等への支援のための参考資料」刊行

平成25年度「外国人女性の困難等への支援に関する調査研究」の一環として、上記参考資料を刊行しました。

第3次男女共同参画基本計画第8分野「外国人等が安心して暮らせる環境の整備」を進めていくうえで参考となる、国際的な動向や国内の施策、日本で暮らす外国人女性の状況や抱えている困難や状況についての統計を中心に掲載しています。

また、複合的な差別や困難な状況に置かれることが多い外国人女性の抱える困難の解決に向けて、自治体や女性/男女共同参画センター、地域において男女共同参画の推進や外国人の支援に関わる団体等が連携して取り組む必要性や課題についてまとめました。

地域の男女共同参画拠点として、女性関連施設の情報事業の企画・実施に本資料をぜひご活用ください。

詳細はHPをご覧ください。http://www.nwec.jp

「男女共同参画の視点に立った外国人女性の困難等への支援のための参考資料」