「共同参画」2013年 3月号

「共同参画」2013年 3月号

共同参画情報部 News

News 1 <内閣府> 男女共同参画宣言都市奨励事業(坂井市)を開催

昨年11月17日、福井県坂井市において、内閣府との共催で男女共同参画宣言都市奨励事業「坂井市男女共同参画宣言都市記念式典」が開催されました。

オープニングでは、平成19・20年度男女共同参画推進委員が作成した紙芝居「ぼてさん」を元に脚本化した演劇「ぼてさん」を、福井県立三国高等学校演劇部が若々しいパワーで見事に演じました。

式典では、会場が一体となって男女共同参画都市宣言文の群読が行われ、市全体で男女共同参画社会づくりをさらに推進していくことを宣言しました。また、内閣府から男女共同参画の現状や取組等についての報告、坂井市男女共同参画シンボルマークの表彰式が行われました。

続いて、経済評論家の勝間和代さんによる「男女共同参画って、実は女性のためではなく、男性のためだったんです」と題した記念講演が行われました。少子化対策、ワーク・ライフ・バランスなどについて鋭い視点でお話しいただき、参加者からは、納得できることが多かった、勇気づけられたなどの感想が寄せられました。

<内閣府> 男女共同参画宣言都市奨励事業(坂井市)を開催

News 2 <内閣府> 男女共同参画宣言都市奨励事業(土浦市)を開催

昨年11月18日、茨城県土浦市において、内閣府との共催で男女共同参画宣言都市奨励事業「男女共同参画宣言都市記念式典」が開催されました。

オープニングは、市立都和中学校合唱部の皆さんが美しい混声コーラスを披露し、会場から惜しみない拍手が送られました。

式典では、主催者・来賓挨拶に続き、市長のリードのもと参加者1,000人(内男性参加者400人)により宣言文の群読を行い、茨城県で10番目の宣言都市となりました。宣言文は、14万市民の合言葉として土浦市が目指す男女共同参画社会を分かりやすく表現しており、更に国際社会の動向について理解を深め、関心が高まるよう英語、仏語を含めて4カ国語に翻訳しています。

また、内閣府からは、男女共同参画社会をめぐる最近の状況と、国における取組について報告をしました。

記念講演は、ノンフィクション作家の吉永みち子氏により行われ、競馬新聞記者だった頃のエピソードなど笑いを交えて終始会場を和ませながら、演題の「自分を生きるということ」は、最後に自分の人生を振り返った瞬間に、こう生きたという自ら納得のいく生き方だと語りました。

<内閣府> 男女共同参画宣言都市奨励事業(土浦市)を開催

News 3 <国立女性教育会館(NWEC)> 大学等における男女共同参画推進セミナー開催

国立女性教育会館は、11月29~30日の1泊2日で、大学・短大・高専における男女共同参画の推進に向けた「大学等における男女共同参画推進セミナー」を開催しました。

大学等の意思決定組織に所属する教職員や男女共同参画推進担当者など90名が参加しました。

内海理事長の講義、文部科学省による国の施策説明、東京学芸大学学長の村松泰子先生をはじめ多彩な講師陣による講義、また、企業の取組として、厚生労働省均等・両立推進企業表彰を受けた2つの企業による事例発表を行い、学内における男女共同参画への意識改革の必要性、女性研究者が働きやすい環境作り等について理解を深めました。

分科会では『男女共同参画意識を学内に浸透させるための組織づくり』『大学における女性研究者支援』『女子学生へのキャリア形成支援』をテーマに事例報告やグループ討議等を行い、各校の課題について情報共有するとともに男女共同参画推進への問題意識を持つきっかけとしました。

参加者からは「充実したプログラムで学ぶことが多かった」「課題解決へのヒントがたくさん得られた」「情報共有のネットワークが得られた」等の感想が寄せられました。

<国立女性教育会館(NWEC)> 大学等における男女共同参画推進セミナー開催