「共同参画」2011年 4・5月号

「共同参画」2011年 4・5月号

共同参画情報部 Information

Info 1 <内閣府> 男女共同参画局 東日本大震災対応のHP開設

東日本大震災により亡くなられた方々とそのご遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。

内閣府男女共同参画局では、東日本大震災への対応として、女性や子育てに配慮した避難所の設計、避難所運営への女性の参画、女性に対する暴力防止、女性のための相談窓口の開設とその周知等について関係機関への働きかけ等を行っています。

また、こうした取組を幅広く周知するとともに、男女共同参画の視点を踏まえた被災者支援等について様々な情報を提供するため、男女共同参画局のホームページの中に「東日本大震災への男女共同参画の視点を踏まえた被災者支援等について」をテーマにしたホームページを開設いたしました。

http://www.gender.go.jp/saigai.html

このサイトでは、上記のほか、被災地等に設置されている女性に対する暴力相談など様々な相談の窓口の情報を掲載しています。

また、関係機関のリンクや女性と防災に関する情報も掲載していますので、ご活用ください。

Info 2 <文部科学省> 女性のライフプランニング支援ワークショップ報告を作成しました。

文部科学省では、女性が主体的に働き方・生き方を選択できるよう、結婚、妊娠、出産といったライフイベントを視野に入れ、長期的な視点で自らの人生設計を行うことを支援するため、女性のライフプランニング支援総合推進事業を実施しています。この一環として、福岡大学の協力を得て、平成22年11月に学生に向けたワークショップを開催しましたが、この度、その報告をとりまとめました。

ライフプランニングの必要性についての講義やロールモデルの体験談など、学生が働くこと、生きることについて、長期的な視点で考えるきっかけとなるような内容となっておりますので、就職ガイダンスをはじめキャリア関連科目等においてに是非、ご活用ください。

文部科学省HPトップ > 白書・統計・出版物 > パンフレット

http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/detail/1292259.htm

Info 3 <総務省> 第12回アジア・オンブズマン協会会議の開催

平成23年度、総務省の行政相談委員制度は50周年を迎えます。全国に約5千人いる行政相談委員は、国民の身近な相談窓口として、役所のサービスに対する苦情や要望を受け付け解決の手助けをしています。

また、全国の行政相談委員の中から、191名が、男女共同参画担当委員として指名され、男女共同参画に関する施策についての苦情の処理に関し中心的な役割を担っているほか、他の行政相談委員への情報提供、アドバイス等の支援を行っています。

総務省の所管する行政相談制度は、世界的にオンブズマン制度の一種と理解されています。アジア地域における各国のオンブズマンの国際的な交流の団体として、アジア・オンブズマン協会が活躍しており、2年に一度、メンバー国において会議を開催しています。

総務省は、オンブズマンの国際連携推進の観点から、アジア・オンブズマン協会に対する窓口となり、平成23年5月31日~6月3日、東京都及び静岡県において、「第12回アジア・オンブズマン協会会議」を開催します。詳しくは、WEBサイトをご覧ください。

http://www.aoa2011.go.jp

Info 4 <国立女性教育会館> 「家庭教育・次世代育成指導者研修」参加者募集

今年度は「家庭と地域でになう子育ち・子育て」をテーマに、講義や事例報告などを通じて検討を行います。

期日:平成23年5月13日(金)~14日(土)1泊2日

場所:国立女性教育会館

参加者:家庭教育・次世代育成支援・子育て支援関係行政職員、子育てネットワーク、子育てサポーター等のリーダー、企業の次世代育成支援担当者、女性関連施設職員、社会教育施設職員等 120名。

詳細や申込みはホームページをご覧下さい。

http://www.nwec.jp/jp/program/invite/2011/page01.html

Info 5 <国立女性教育会館> 「女性関連施設・地方公共団体・団体リーダーのための男女共同参画推進研修」参加者募集

この研修では、男女共同参画社会における現状と課題を明らかにし、地域で男女共同参画を推進する組織の基盤強化のあり方や第3次男女共同参画基本計画を実現する施策・事業の取組等について、講義やワークショップを通じて検討を行います。詳細や申込はホームページをご覧下さい。

期日:平成23年6月20日(月)~22日(水)2泊3日

会場:国立女性教育会館

http://www.nwec.jp/jp/program/invite/2011/page02i.html

Info 6 <国立女性教育会館> 女性情報ポータル“Winet”リニューアル

「女性情報ポータル“Winet”(ウィネット)」は、女性の現状と課題を伝え、女性の地位向上と男女共同参画社会の形成を目指した情報の総合窓口です。平成23年4月、トップページをリニューアル公開しました。新しいトップページは、「NWECが既に持っている情報を、ユーザーにもっと届きやすく」をコンセプトにして開発しました。具体的には、以下のとおりです。

1) 日々の情報更新が見える

文献情報データベースの新聞記事等の新着案内をページ中心におき、日々の情報更新が見えるようにしました。

2) NWECの情報事業の動きが見える

ページ中心下にトピックスを掲載し、情報事業の動きがわかるようにしました。

3) NWECが提供する情報が見える

ページ左には、データベースへの入口を目的別に、わかりやすい表現にしました。

4) おすすめコンテンツが見える

ページ右には、ピックアップコンテンツとして、おすすめコンテンツへのリンクがあります。

新しくなった“Winet”を、ぜひご活用ください。

Info 7 <厚生労働省> 6月は男女雇用機会均等月間です

厚生労働省では、6月を「男女雇用機会均等月間」と定め、職場における男女均等について労使を始め社会一般の認識と理解を深める機会としています。

第26回にあたる本年は、(1)均等法の一層の周知徹底及び履行確保、(2)ポジティブ・アクション(男女労働者間に事実上生じている格差の解消に向けた企業の自主的かつ積極的な取組)の趣旨及び内容の正しい理解と取組の促進を目標として、

意識が変われば職場が変わる!職場が変われば未来が変わる!をテーマに周知・広報活動等を実施します。

男女雇用機会均等法が施行されて25年が経過し、四半世紀という節目を迎えます。この間、法制度上は男女の均等な機会及び待遇の確保は大きく進展し、企業の雇用管理は改善されつつありますが、依然として、男性と比べて女性の勤続年数は短く、管理職比率も低い水準にとどまっており、実質的な機会均等が確保された状況とはなっていません。

実質的な男女均等取扱いを実現するためには、性別によらない雇用管理を行うことはもとより、ポジティブ・アクションの一層の推進を図り、働き続けることを希望する者が就業意欲を失うことなくその能力を伸長・発揮できる環境整備等を進めることが重要です。

(雇用均等・児童家庭局雇用均等政策課)