「共同参画」2010年 6月号

「共同参画」2010年 6月号

リレートーク

Relay Talk 1 The企画エルサーチ株式会社 代表取締役 蒔苗 正子

  • The企画エルサーチ株式会社 代表取締役 蒔苗 正子
  • 私の男女共同参画は、平成11年から青森県が女性の人材育成のために開催した「あおもり女性大学」で2年間学んだことがスタートです。昨年秋、一期生の会では小冊子「第2ステージに立った女性たち」を自費制作しました。

    私も、平成17年に女性大学の同期生と二人で起業し、実践の場である第2ステージにおります。「もっともっと青森ファンをつくろう!」をテーマに、9割が女性という会員に支えられ、第一次産業に携わる方の収入向上や県産加工品づくりのため、消費者起点による調査等をおこなっています。商品化の現場ではアンバランスな男女比で開発を進めている場面によく出会います。また、特に第一次産業ではアイディアを即実行できる、とてもパワフルな女性が多いことを実感しています。

    12月4日東北新幹線が新青森駅まで全線開通します。青森県ブームを起こすためのお役に立ちたいと思います。

Relay Talk 2 大分県消費生活・男女共同参画プラザ「アイネス」 主任 魚返 美樹

  • 大分県消費生活・男女共同参画プラザ「アイネス」 主任 魚返 美樹
  • 大分県消費生活・男女共同参画プラザ「アイネス」では、平成15年4月のオープン以来、女性のあらゆる悩みに応えることや講座などの開催により学ぶ機会・情報を提供すること、活動・交流の場として活用してもらうことを通して男女共同参画の推進や女性のチャレンジ支援に取り組んできました。平成21年8月には、配偶者暴力相談支援センターに指定され、また、今年4月から、本課が「アイネス」に移転し男女共同参画行政の窓口を一本化するなど、県民のみなさんにとって、より一層身近で利用のしやすい施設をめざし、機能強化に努めているところです。

    私自身は、「アイネス」勤務が2年目になります。「県民中心の県政」をモットーに、「アイネス」でたくさんの輝く笑顔に出会うため、今後も時代のニーズに合ったサービスを提供できるよう努力していきます。