「共同参画」2008年 11月号

「共同参画」2008年 11月号

共同参画データファイル 5

メディアにおける女性の参画 ―平成20年版 男女共同参画白書より― 内閣府男女共同参画局推進課

新聞及び放送業界における女性の参画状況についてみると、新聞社、民間放送会社、日本放送協会の全従業員に占める女性の割合、女性記者の割合、管理職割合は全体として徐々に増加しています。

まず全従業員に占める女性の割合について、平成19年におけるデータを細かく見ていくと、それぞれ新聞社が12.5%、民間放送会社が21.1%、日本放送協会が11.6%となっています。

次に、専門職や管理職等に限定してみると、新聞記者に占める女性の割合は13.8%。日本民間放送連盟全役付従業員に占める女性の割合は10.5%。日本放送協会全管理職・専門職に占める女性の割合は2.8%となっています。

新聞や放送などのメディア分野における女性の参画は、提供する情報の内容が偏ることを防止したり、性・暴力表現の規制等、メディアが自主的に女性の人権に配慮した表現を行うように取り組んでいく上で重要な役割を果たすものと期待されています。

各種メディアにおける女性の割合