あなたのこころやからだに、
こんな変化はありませんか?

こころの変化

他人事のような感じがする/感情がなくなったような感じがする/被害前後のことをよく覚えていない、 思い出せない/何をしても楽しくない、物事への興味や関心がない/イライラして落ち着かない 等

からだの変化

頭痛・めまいがする/いつも何かにおびえてビクビクしている/食欲がない/起きられない吐き気、嘔吐、下痢・便秘などお腹の調子が悪い 等

行動の変化

被害を思い出すのが怖くて、新聞やテレビを見なくなる/家族や友人と話したり、会うことを避ける/一人になるのが怖い/恋人や配偶者と性的な関係を持てない/勉強や仕事にいつも以上に取り組む、忙しくする 等

考え方の変化

「他の人とは違う」、「もう誰も信じられない」と孤立感が高まる/「もう自分は汚れてしまった」、「前の自分には戻れない」と思う/「自分が悪かった」、「自分が気をつければよかった」と自分のことを責める/「自分は、何をやってもダメだ」「幸せにはなれない」と無力感を覚える

※これらの変化は、人によってあてはまるものもあれば、そうでないものもあります。また、このような変化があらわれる時期や続く期間も、人によってさまざまです。被害後すぐにあらわれることもあれば、しばらくたってからあらわれる場合もあります。数か月~数年間続くこともあります。

回復のためにできること

  • 無理をせずに、まずはこころとからだをしっかり休めてください。
  • 安心できる場所にいてください。
  • できそうなら、信頼できる人に話してみてください。
  • ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、睡眠をとったり、軽く運動するなど、ゆっくりでよいので、自分のペースで日常生活を送ってみましょう。
  • 仕事や学校に行きにくかったり、行っても思うように仕事や勉強ができないかもしれませんが、今は無理をしないでください。
  • 深呼吸をしてみたり、音楽を聴いたり、ストレッチをしてみたり、アロマを使うなど、自分の心が落ち着くこと、リラックスできることを試してみましょう。

つらいこと、不安なことについて、一人で抱え込まず、まずは性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターに話してみませんか。

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