第1回 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会議事要旨

  • 日時: 平成19年3月5日(月) 10:00~12:00
  • 場所: 永田町合同庁舎第1共用会議室

(出席委員)

佐藤
会長
植本
委員
大沢
委員
岡島
委員
鹿嶋
委員
勝間
委員
上手
委員
川島
委員
北浦
委員
紀陸
委員
小室
委員
高橋
委員
武石
委員
永木
委員
羽入
委員
牧野
委員

(議事次第)

  1. 開会
  2. 政務官あいさつ
  3. 委員紹介
  4. 運営規則について
  5. 本専門調査会の今後の検討事項及び進め方について
  6. 意見交換
  7. 閉会

(配布資料)

資料1
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会の設置について [PDF形式:110KB] 別ウインドウで開きます
資料2
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会委員名簿
資料3
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会運営規則(案)
資料3-1
男女共同参画社会基本法 [PDF形式:9KB] 別ウインドウで開きます
資料3-2
男女共同参画会議令 [PDF形式:8KB] 別ウインドウで開きます
資料4
少子化と男女共同参画に関する専門調査会における提言・調査報告 [PDF形式:15KB] 別ウインドウで開きます
資料4-1
少子化と男女共同参画に関する提言「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を可能とする働き方の見直し」 [PDF形式:96KB] 別ウインドウで開きます
資料4-2
「両立支援・仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)推進が企業等に与える影響に関する報告書」 [PDF形式:21KB] 別ウインドウで開きます
資料5
参考資料 [PDF形式:9KB] 別ウインドウで開きます
資料5-1
民間団体等の提言・報告 [PDF形式:24KB] 別ウインドウで開きます
資料5-2
ワーク・ライフ・バランスに関連する政府の主な計画・報告等 [PDF形式:39KB] 別ウインドウで開きます
資料5-3
諸外国の取組例 [PDF形式:73KB] 別ウインドウで開きます
資料5-4
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する参考統計デ-タ [PDF形式:111KB] 別ウインドウで開きます
資料6
当面の進め方とスケジュールについて(案) [PDF形式:25KB] 別ウインドウで開きます
岡島委員提出資料1
企業の働き方の見直し促進~「ワークライフバランス」の推進~ [PDF形式:17KB] 別ウインドウで開きます
岡島委員提出資料2
埼玉県子育て応援共同宣言 [PDF形式:12KB] 別ウインドウで開きます

概要

主な意見は以下のとおり。

  • ワーク・ライフ・バランスの用語でイメージされるものが様々である。ワーク・ライフ・バランスの概念を整理するとともに、誤解のないように用語を工夫する必要がある。
  • なぜ今、ワーク・ライフ・バランスが必要なのか整理する必要がある。
  • ワーク・ライフ・バランスを進めると、相乗効果によって仕事にも生活にも良い影響がもたらされる(ワーク・ライフ・シナジーと言うべきもの)。ワーク・ライフ・バランスを進めると企業の競争力がそがれるという誤解を解き、むしろ日本の低い労働生産性を高める起爆剤となることを示すべきではないか。
  • これまでもワーク・ライフ・バランスのスローガンは掲げられてきたが、なぜそれが実現できなかったのか、実現するためには何が必要かという分析が必要ではないか。データや事例などで、企業の生産性にいかに関わるかという説得力のある材料を提供できたらよいのではないか。
  • 仕事に集中する人もいれば、家庭を重視する人もいるなど多様性があることが伝わるようにするのがよいのではないか。多様な働き方をリクエストできる環境整備が重要ではないか。
  • 企業におけるワーク・ライフ・バランスの取組の差は管理職の意識の差からくる。経営メリットを示して企業にプラスとなればワーク・ライフ・バランスは進む。時間制約なく残業する人の評価が高ければ時間制約のある人のモチベーションが下がる。
  • 生活の充実、仕事の充実、企業のパフォーマンスが一体となって相互作用するというワーク・ライフ・サイクルという言い方もある。
  • 時間ではなく、成果の評価が重要。多様な人材を認め合うことにより多様な消費者のニーズに対応できる。会社だけでない評価が必要で「ベターワーク、ベターライフ」が重要。
  • 男女共同参画の視点で検討する事が重要ではないか。
  • 労働問題としての視点からだけではなく、仕事・家庭・地域などの調和を考えていくことが重要ではないか。

(以上)