仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会

男女共同参画基本計画の策定について

  1. 男女共同参画基本計画の位置付け

    ○男女共同参画社会基本法に基づく初めての法定計画
    (平成12年12月12日 閣議決定)

  2. 男女共同参画基本計画の基本的考え方

    ○現行の国内行動計画である「男女共同参画2000年プラン」(平成8年12月男女共同参画推進本部決定)の内容を基礎とする。

    ○男女共同参画審議会答申「男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方」(12年9月)及び「女性に対する暴力に関する基本的方策について」(平成12年7月)を受け、並びに国連特別総会「女性2000年会議」の成果も踏まえて策定。

  3. 構成
    ○第1部:
    基本法の制定までの経緯、計画の基本的考え方と構成を記述。
    ○第2部:
    11の重点目標を掲げ、それぞれについて、
    施策の基本的方向:平成22年(西暦2010年)までを見通した長期的な施策の方向性、
    具体的施策:平成17年(西暦2005年)度末までに実施する具体的な施策、を記述。
    ○第3部:
    計画の推進に関することを記述。
    (男女共同参画会議の機能発揮、地方公共団体やNGOへの支援等)

(別紙)

男女共同参画基本計画の構成

第1部
基本的考え方
1
男女共同参画社会基本法制定までの経緯
2
男女共同参画基本計画の基本的考え方と構成
第2部
施策の基本的方向と具体的施策
1
政策・方針決定過程への女性の参画の拡大
2
男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革
3
雇用等の分野における男女の均等な機会と待遇の確保
4
農山漁村における男女共同参画の確立
5
男女の職業生活と家庭・地域生活の両立の支援
6
高齢者等が安心して暮らせる条件の整備
7
女性に対するあらゆる暴力の根絶
8
生涯を通じた女性の健康支援
9
メディアにおける女性の人権の尊重
10
男女共同参画を推進し多様な選択を可能にする教育・学習の充実
11
地球社会の「平等・開発・平和」への貢献
第3部
計画の推進
1
国内本部機構の組織・機能強化
2
調査研究、情報の収集・整備・提供
3
国の地方公共団体、NGOに対する支援、国民の理解を深めるための取組の強化