男女共同参画推進連携会議「ワーク・ライフ・バランスの取組推進」チーム 第4回会合 議事概要

  • 日時: 平成24年10月2日(火) 13:00~15:00
  • 場所: 中央合同庁舎4号館 共用120会議室

参加者

(チームメンバー)

  • 安藤哲也議員、 権藤光枝議員、 千代田有子議員、 萩原なつ子議員、 南砂議員、 浅野万里子議員、 静岡県立大学 犬塚協太教授(木苗直秀議員代理)、 鍵山祐子議員、 寺田範雄議員、 全国地域婦人団体連絡協議会 夏目智子事務局長(柿沼トミ子議員代理)、 眞鍋隆議員、全国婦人相談員連絡協議会 国兼淳子氏(麻島幸江議員代理)、 牧島悠美子議員、糸数久美子議員、社団法人日本医師会 小屋企画課長(羽生田俊議員代理)、 社団法人日本観光振興協会 松山豊浩事業部長(齋藤芳夫議員代理)、 倉治ななえ議員、 松井比呂美議員、 大倉多美子議員、 金子堯子議員、 三輪敦子議員

(内閣府)

  • 佐村 局長、武川 大臣官房審議官、小林 男女共同参画局推進課長、河上 男女共同参画局総務課政策企画調査官

議事概要

○各団体の活動等報告および意見交換

  • 経済活動と家庭責任の調和という点で、特に発展途上国においては、農業をはじめとする分野で「ワーク」と「ライフ」の境界線が不透明である。女性は自宅やその周辺が主な活動範囲であることも多く、そのため、生産・再生産両面にわたる多大な貢献が正当に評価されていない。こうした「見えない」女性の貢献を「見えるものにして支援する」こともUN Women日本国内委員会の重要な活動分野の一つである。
  • UN Womenが実施を推進している「女性のエンパワーメント原則」の原則1,2,6には、制度構築とその利用に向けてのトップのコミットメントなど、ワーク・ライフ・バランスに関係する様々な原則が盛り込まれており、UN Women日本国内委員会としても実施に協力していきたいと考えている。
  • 40~80代の成人女性と女子学生を対象としたアンケートの結果では、ワーク・ライフ・バランスという言葉の認知度について、学生は全員が「知っている」と回答したのに対し、一般の成人女性では「知っている」との回答が少なかった。学生の情報源が大学の授業であることは特記に値する。具体的な施策の認知度としては、育児介護休業制度の充実やフレックスタイムについては高かった一方、労働組合と話し合う機会の設定については低い結果となった。

○意見交換(ワールドカフェ)
これまでの各団体の発表内容を踏まえ、下記内容に関する意見交換が行われた。

  • ワーク・ライフ・バランスを進めるうえでの悩み
  • ワーク・ライフ・バランス実現の課題は何か
  • ワーク・ライフ・バランスの推進に向けて何をするか

    意見交換は小さなグループに分かれて行われた。これまでの発表内容を踏まえ、ワーク・ライフ・バランスの進め方についての意見を交換し、「気づき」を得ることを目的にしたものであり、上記テーマについて活発な議論が行われた。
    各メンバーが得た「気づき」をもとに、グループごとにワーク・ライフ・バランスに関する「短歌」をまとめた。

    (発表されたものの一部)

    • 「働いた 後の笑顔が 家庭での 楽しむ子らの 未来を作る」
    • 「お迎えは 今日は私で 明日あなた みんなでやれば 社会はハッピー」
    • 「不審者じゃ ないよ私は イクメンだ 見てよ子どもの 明るい笑顔」
    • 「ワークとライフ どっちも大事だ 男女とも バランスではなく インテグレーション」
    • 「男女とも ワーク・ライフ・バランスの 自己決定 できる世代を 教育しよう」
    • 「子育てと 仕事も一緒に エンジョイし 自由と愛で 夢の実現」
    • 「教育と 施策で進め ワーク・ライフ・バランス 夢ある人生 実現したい」
    • 「多様性 認める国に 幸溢る 夢も希望も 色とりどりに」